特許
J-GLOBAL ID:200903042671658051
DNAメチル化測定方法
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
中山 亨
, 坂元 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-098006
公開番号(公開出願番号):特開2009-247260
出願日: 2008年04月04日
公開日(公表日): 2009年10月29日
要約:
【課題】簡便にDNAを定量又は検出する方法を提供する。【解決手段】生物由来検体中に含まれるゲノムDNAが有する目的とするDNA領域におけるメチル化されたDNAを定量又は検出する方法であって、生物由来検体中に含まれる目的とするDNA領域を有するゲノムDNA由来の二本鎖DNAを一本鎖DNAに分離する第一工程、前記一本鎖DNAと、メチル化DNA抗体と、該一本鎖DNA中のメチル化された領域と該メチル化DNA抗体との結合を阻害しない塩基配列又はその相補配列と結合しうる特定オリゴヌクレオチドと、を混合して、該一本鎖DNAと該メチル化DNA抗体と該特定オリゴヌクレオチドとの複合体を形成する第二工程、前記複合体に含まれるメチル化DNA抗体又は特定オリゴヌクレオチドを、その機能により定量又は検出する第三工程、を有する方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生物由来検体中に含まれるゲノムDNAが有する目的とするDNA領域におけるメチル化されたDNAを定量又は検出する方法であって、
生物由来検体中に含まれる目的とするDNA領域を有するゲノムDNA由来の二本鎖DNAを一本鎖DNAに分離する第一工程、
前記一本鎖DNAと、メチル化DNA抗体と、該一本鎖DNA中のメチル化された目的とするDNA領域と該メチル化DNA抗体との結合を阻害しない以下に示されるいずれかの塩基配列に対する相補配列の一部の塩基配列からなる特定オリゴヌクレオチドと、を混合して、該一本鎖DNAと該メチル化DNA抗体と該特定オリゴヌクレオチドとの複合体を形成する第二工程、
前記複合体に含まれるメチル化DNA抗体が有する検出に利用し得る識別機能に基づき検出若しくは定量することにより、生物由来検体中に含まれる目的とするDNA領域においてメチル化されたDNAを検出若しくは定量する第三工程、
を有することを特徴とする方法。
(1)配列番号1で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(2)配列番号2で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(3)配列番号3で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(4)配列番号4で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(5)配列番号5で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(6)配列番号6で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(7)配列番号7で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(8)配列番号8で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(9)配列番号9で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(10)配列番号10で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(11)配列番号11で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(12)配列番号12で示される塩基配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(13)配列番号1で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(14)配列番号2で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(15)配列番号3で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(16)配列番号4で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(17)配列番号5で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(18)配列番号6で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(19)配列番号7で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(20)配列番号8で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(21)配列番号9で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(22)配列番号10で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(23)配列番号11で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
(24)配列番号12で示される塩基配列の相補配列又はそれと80%以上の配列同一性を有する塩基配列
IPC (3件):
C12N 15/09
, C12Q 1/68
, G01N 33/53
FI (3件):
C12N15/00 A
, C12Q1/68 A
, G01N33/53 M
Fターム (17件):
4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024BA80
, 4B024CA06
, 4B024CA09
, 4B024HA14
, 4B024HA15
, 4B024HA19
, 4B063QA01
, 4B063QQ42
, 4B063QR14
, 4B063QR32
, 4B063QR48
, 4B063QR55
, 4B063QS33
, 4B063QS34
, 4B063QS40
引用文献:
審査官引用 (5件)
-
社団法人日本生化学会 編, 新生化学実験講座2 核酸I-分離 精製-, 東京化学同人, 1991, 第1版, p.169-
-
M.A.イニス、外3名 編, PCR実験マニュアル, HBJ出版局, 1991, 初版, p.5
-
Nature, 2004, Vol.431, No.7011, p.931-945
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