特許
J-GLOBAL ID:200903042675011133

多相交流電動機の異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-096114
公開番号(公開出願番号):特開平6-311783
出願日: 1993年04月22日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】コイルの断線、短絡、接地などを検出可能であるにもかかわらず回路構成が簡単な多相交流電動機の異常検出装置を提供する。【作用】星形接続された三相交流電動機1の各相コイル12〜14と星形接続された基準中性点電位発生部4の各抵抗42〜44とを個別に接続すると、各相コイル12〜14の中性点nと基準中性点電位発生部4の基準中性点mとの電位差Vnmは、各相コイル12、13、14のどれかが断線、短絡、接地した場合、増大する。異常検出回路2はこの電位差Vnmが所定のしきい値電圧を超える場合に各相コイル12、13、14の異常を判別する。
請求項(抜粋):
それぞれ等しいインピーダンス値を有する3個以上で多相交流発電機の相数と同数のインピーダンス素子からなり、前記各インピーダンス素子の一端が多相交流電動機の各相コイルの一端に個別に接続され、前記各インピーダンス素子の他端が基準中性点に接続される基準中性点電位発生部と、前記各相コイルの他端が接続されるコイル中性点と前記基準中性点との間の電位差を検出し、前記電位差が所定のしきい値電圧を超える場合に前記各相コイルの異常と判別して異常信号を出力するコイル異常判別部と、を備えることを特徴とする多相交流電動機の異常検出装置。

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