特許
J-GLOBAL ID:200903042680338493

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123639
公開番号(公開出願番号):特開平9-307749
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 等倍時に必要とされるメモリ量のように一定のメモリ量だけで副走査方向の倍率が増大したような場合にも、複数のイメージセンサ間のギャップを補正することができる画像処理装置を得る。【解決手段】 副走査方向に間隔を置いて配置された図示しないイメージセンサから得られた3色の画像データ111R、111G、111Bのうち前2者は対応する間引き回路141R、141Gに入力されて、副走査方向の倍率に応じて主走査方向に間引きされる。領域設定回路151は主走査方向の倍率に応じて原稿のこの方向の読取範囲を規制する。遅延メモリ143R、143Gはメモリ制御回路153の制御によって副走査方向の倍率に応じてラインを間引いた画像データをイメージセンサのギャップ分だけ蓄積する。副走査補間回路146R、146Gは副走査方向に画像データを補間し、主走査拡大回路148R、148Gは主走査方向に画像データを補間する。
請求項(抜粋):
副走査方向に所定の間隔を置いて配置された複数のイメージセンサと、これらのイメージセンサによって読み取りが行われる主走査方向の倍率と原稿のサイズとの関係で原稿の主走査方向の読み取りの行われる領域の長さを設定する主走査方向領域設定手段と、主走査方向の倍率と副走査方向の倍率および原稿のサイズから主走査方向に対して画像の間引きを行うか否かを判定する主走査方向間引き有無判定手段と、この主走査方向間引き有無判定手段が主走査方向の間引きを行う場合の間引き率を算出する主走査方向間引き率算出手段と、前記主走査方向間引き有無判定手段が主走査方向の間引きを行うと判定した場合に読み取られた主走査方向の画像データを主走査方向間引き率算出手段によって算出した間引き率で画素単位で間引く主走査方向間引き手段と、副走査方向の倍率に応じて各ラインの画像データを必要に応じて間引きながら前記イメージセンサ同士の間隔に相当する量だけ格納する遅延メモリと、副走査方向の倍率および前記主走査方向間引き率算出手段によって求められた主走査方向の間引き率に応じて遅延メモリから1ライン単位で画像データを読み出す画像データ読み出し手段と、この画像データ読み出し手段によって読み出された画像データを用いて副走査方向の倍率に応じて補間されるラインの画像データを再生する副走査方向画像データ再生手段と、この副走査方向画像データ再生手段によって再生された画像データを前記主走査方向の間引き率に応じてそれぞれ主走査方向に画素単位で補間する主走査方向画像データ補間手段とを具備することを特徴とする画像処理装置。
IPC (3件):
H04N 1/393 ,  G06T 1/00 ,  H04N 1/60
FI (3件):
H04N 1/393 ,  G06F 15/64 330 ,  H04N 1/40 D

前のページに戻る