特許
J-GLOBAL ID:200903042684729071

ポリアニリン誘導体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-025951
公開番号(公開出願番号):特開平5-194733
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 溶剤に対して容易に溶解または膨潤することができて、キャストやゲル延伸等の加工が可能なポリアニリン誘導体及びその製造方法を提供する。【構成】 数平均分子量1000〜500000の還元型ポリアニリンと一般式【化1】(R1 ,R2 は水素又は炭素数1〜5の低級アルキル基、R3 は炭素数1〜30のアルキル基、アシル基、アルキル基を置換基にもつフェニル基、炭素数2〜30のアルケニル基のいずれかを示す、k=2〜200)で示される片末端にグリシジル基をもつポリエーテル化合物と反応させて得られるポリアニリン誘導体であって窒素原子の0.001〜1がポリグリシジルエーテルの分枝鎖を形成したポリアニリン誘導体。
請求項(抜粋):
下記式(I)【化1】(式中、mは0以上の整数)で示されるキノジイミン構造単位と、下記式(II)【化2】(式中、nは0以上の整数)で示されるイミノ-1,4-フェニレン構造単位と、下記式(III )【化3】(式中、R1 ,R2 は水素又は炭素数1〜5の低級アルキル基を示し、R3 は炭素数1〜30のアルキル基、炭素数2〜30のアルケニル基、炭素数1〜30のアシル基、または炭素数1〜30のアルキル基を有するフェニル基のいずれかを示し、lは1以上の整数、kは2〜200の整数である)で示されるN-置換イミノ-1,4-フェニレン構造単位とからなる高分子化合物であって、l+2m+n=10〜5000,l/(l+2m+n)=0.001〜1であることを特徴とするポリアニリン誘導体。

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