特許
J-GLOBAL ID:200903042687376447

出力電力制御方法及び出力電力システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-110634
公開番号(公開出願番号):特開平9-064814
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 開ループ及び閉ループ利得制御システムを有する閉ループ無線電話において、全出力電力を制限し、飽和を防止し、利得制御システムの応答性を維持する。【解決手段】 全出力電力が出力電力トリガーレベルを超えたとき、自動的に飽和防止モードに入り、閉ループ電力制御レジスタの修正により、全出力電力が減少される。出力検出器94及び出力比較器92が出力電力を連続的にモニターする。飽和防止処理においては、連続的モニタを通じて、エッジ・トリガー割込みサービス及びレベル・トリガー割込みサービスを行ない、移動局モデム MSM ASI C22内の閉ループ電力制御レジスタを修正して出力電力が出力電力トリガーレベルよりも小さくなるまで、全出力電力の閉ループ出力電力制御部分を減少させる。受信信号強度の低下が検出されたときは、全出力電力の開ループ成分の増加を補償すべく、閉ループ電力制御レジスタを修正する。
請求項(抜粋):
基地局と通信する無線電話の出力電力を制御する方法であって、出力電力トリガーレベルを定めるステップと、開ループ自動利得制御システム及び上記基地局から受信された電力制御情報に応答する閉ループ制御システムの双方により決められた上記出力電力により定められた第1のモードにおいて上記出力電力を初期的に制御するステップと、上記無線電話の無線周波数(RF)送信電力増幅器の出力レベルを検出することにより、出力電力をモニターするステップと、上記出力電力と上記出力電力トリガーレベルの関係を判定するステップと、上記出力電力が上記出力電力トリガーレベルよりも大きいと判定されたときに、上記開ループ自動利得制御システム及び飽和防止制御システムの双方により決められた出力により定められる第2のモードにより上記出力電力を制御するステップとを有し、上記飽和防止制御システムは、上記出力電力の上記閉ループ制御システム部分を自動的に減らすことにより、上記基地局からの電力制御情報を無視することにより、上記閉ループ制御システムに取って代るものであり、さらに、上記出力電力が上記出力電力トリガーレベルよりも大きい状態の後、上記出力電力トリガーレベルよりも小さくなったと判定されたときに、上記出力電力を再び上記第1のモードで制御し、これにより、上記出力電力と上記出力電力トリガーレベルの交互に変化する関係の判定結果に応じて、上記第1のモードと上記第2のモードとの交互実施を開始するステップを有することを特徴とする基地局と通信する無線電話の出力電力制御方法。
IPC (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 1/04 ,  H04B 1/40
FI (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 1/04 E ,  H04B 1/40

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