特許
J-GLOBAL ID:200903042687499751

ガスクロマトグラフィ分析に試料を適用する方法とこれに用いるサンプルチューブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-347985
公開番号(公開出願番号):特開平10-197503
出願日: 1997年12月17日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【解決課題】 液体-蒸気-複相ガス状出発試料からの分析対象物質を、できるだけ損失を少なくし且つ凍結することなく分析する方法とこれに用いるサンプルチューブを提供する。【解決手段】 ガスクロマトグラフィ分析されるべき試料物質を吸着する吸着剤(6)を含有していて、ガスクロマトグラフィ分析に用いるサンプルチューブ(1)において、それは吸着剤を含有している吸着剤含有室(3)を有しており、しかもその吸着剤含有室(3)は、前記吸着剤を有しておらずしかも径小となっている空所部分(5)に向かって実質的に円錐形をなして漸次狭く形成してある部分(4)を有しており、前記吸着剤含有室(3)は、その排出側の前記狭くなっている部分に向かってのガス流量率がそのガス導入側のガス流量率と近似的に等しくなるようにしてあることを特徴とする、ガスクロマトグラフィ分析に用いるサンプルチューブ。
請求項(抜粋):
サンプルチューブを用い、その試料として分析される物質を、前記サンプルチューブ内に配された吸着剤に吸着させておき、前記サンプルチューブを、ガスクロマトグラフ熱分離装置に挿入して分析されるべき前記物質を分離するようにした、ガスクロマトグラフィで試料を分析する方法において、前記サンプルチューブとして吸着剤含有室を有するチューブを用い、前記吸着剤含有室は、吸着剤がなくしかも径小な空所部分に向かって実質的に円錐形をなして漸次狭くなっている部分を有して、前記吸着剤含有室のガス排出側の前記漸次狭くなっている部分に向かって流れるよう案内されるガスの流量率を、前記吸着剤含有室のガス導入側の流量率と少なくとも近似的に等しくするように構成されており、液状又はガス状出発試料、特に水溶液状又は実質的に液-蒸気分散形複相ガスが、そのサンプルチューブを通じて前記狭くなっている部分に案内されて、分析されるべき物質がその吸着剤上に吸着され、前記サンプルチューブは、これに前記出発試料物質と同じ方向で導通案内される乾性ガスに晒して、そのサンプルチューブ内の出発試料物質の液相成分を実質的に除去し、吸着された試料を、前記狭くなっている側から導入されるキャリヤガスによって分離する、ことを特徴とする、ガスクロマトグラフィで試料を分析する方法。
IPC (3件):
G01N 30/16 ,  G01N 1/00 101 ,  G01N 1/22
FI (3件):
G01N 30/16 K ,  G01N 1/00 101 R ,  G01N 1/22 L

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