特許
J-GLOBAL ID:200903042691320782

静電写真用カラー液体現像剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-338531
公開番号(公開出願番号):特開平7-199546
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 静電写真方式現像型カラー画像形成プロセスにおいて、鮮明且つシャープな画像が得られ、更に繰り返し現像、特に繰り返し4回現像しても色再現性が変化しないランニング安定性に優れたカラー液体現像剤を提供する。【構成】 電気抵抗値109Ωcm以上且つ誘電率3.5以下の非水溶媒中、?@該溶媒に可溶且つ重合により不溶化する一官能性単量体(A)、?A-CO2H,-SO3H,-SO2H,-PO3H2から選ばれた酸性基を有する一官能性単量体(B)及び?B側鎖に炭化水素基又は極性基含有炭化水素基を有する単量体(C)と、?C分子量1X104〜5X105で、側鎖に炭素数6以上の脂肪族基を有する繰り返し単位を50重量%以上含有する分散安定用重合体(P)とを共存させて重合し、得られた樹脂粒子を塩基性染料で加熱染色して得た着色樹脂粒子を、該非水溶媒中に分散して成る静電写真用カラー液体現像剤。
請求項(抜粋):
電気抵抗値が109Ωcm以上且つ誘電率が3.5以下の非水溶媒中に、少なくとも一種の着色樹脂粒子を分散して成る静電写真用カラー液体現像剤であって、該着色樹脂粒子が該非水溶媒中、?@該溶媒に可溶且つ重合することにより不溶化する一官能性単量体(A)、?A-CO2H、-SO3H、-SO2H、-PO3H2から選ばれた少なくとも一種の酸性基を含有しかつ単量体(A)と共重合可能な一官能性単量体(B)及び?B単量体(A)と共重合可能な下記一般式(I)で示される単量体(C)の各々少なくとも一種と、?C重量平均分子量1×104〜5×105で、下記一般式(II)で示される繰り返し単位を少なくとも50重量%以上含有する重合体(P)とを共存させて重合反応することにより得られる樹脂粒子を、塩基性染料で加熱染色して得られることを特徴とする静電写真用カラー液体現像剤。【化1】式(I)中、V0は-COO-、-OCO-、-(CH2)rCOO-、-(CH2)rOCO-、-O-、-SO2-、-CONHCOO-、-CONHCONH-、-COND11-、-SO2ND11-、またはフェニレン基を表す(ここでD11は水素原子又は炭素数1〜22の炭化水素基を示し、rは1〜4の整数を示す)。a1及びa2は互いに同じであっても異なってもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭化水素基、-COO-D12、または炭化水素基を介した-COO-D12を表す(ここでD12は水素原子又は置換されてもよい炭化水素基を示す)。D0は、炭素数1〜22の炭化水素基、又は下記一般式(III)で示される置換基から選ばれる置換基を表す。式(III)中、D21は水素原子又は炭素数1〜22の炭化水素基を表す。B1及びB2は、互いに同じでも異なっていてもよく、各々-O-、-CO-、-COO-、-OCO-、-SO2-、-N(D22)-、-CON(D22)-、または-N(D22)CO-を表す(ここでD22は上記D21と同様の基を示す)。A1及びA2は互いに同じであっても異なっていてもよく、各々置換されていてもよい、または、式(IV)に示す置換基を主鎖の結合に介在させてもよい、炭素数1〜18の炭化水素基を表す。式(IV)中、B3及びB4は互いに同じでも異なってもよく、上記B1、B2と同一の内容を示し、A4は置換されてもよい炭素数1〜18の炭化水素基を示し、D23は上記D21と同様の基を示す。m、n及びpは、互いに同じであっても異なっていてもよく、各々0〜4の整数を表す。但し、m、n及びpが同時に0となることはない。式(II)中、V1は-COO-、-OCO-、-CH2COO-、-CH2OCO-、-O-、-SO2-、-CO-、-CONR11-、-SO2NR11-、またはフェニレン基を表す(ここでR11は水素原子又は炭素数1〜22の炭化水素基を示す)。Q1は炭素数6〜32の脂肪族基を表す。b1及びb2は互いに同じであっても異なってもよく、式(I)中のa1、a2と同一の内容を表す。
IPC (2件):
G03G 9/13 ,  G03G 9/12
FI (2件):
G03G 9/12 321 ,  G03G 9/12 311
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-237668
  • 特開昭62-231265
  • 特開昭62-227164
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