特許
J-GLOBAL ID:200903042708436674

カラー陰極線管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-147825
公開番号(公開出願番号):特開2001-325895
出願日: 2000年05月19日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 高細精度を得るために水平偏向周波数を高くしても、シールドカップに生ずる渦電流に起因する電子ビームのミスコンバーゼンスを低減でき、更にそのミスコンバーゼンスの低減を低コストで達成できるカラー陰極線管を提供する点にある。【解決手段】 本発明に関するカラー陰極線管は以下のシールドカップ1を備える。このシールドカップ1は、3本の電子ビーム2R,2G,2Bを通過させる通過孔3R,3G,3Bを備えた底部4と、前記電子ビームを包囲するシールド側壁5,6と、を備えており、前記シールド側壁5,6が、外側電子ビーム2R,2Bに作用する水平偏向磁界13,15と交差し且つ前記外側電子ビーム2R,2Bを挟むように前記シールド側壁5,6の一部を折曲部7a,8a,9a,10aを介して内側に折り曲げて形成した2組の一対の折曲片7,8および9,10を有するものである。
請求項(抜粋):
略円筒状のネック部と、該ネック部と接続し前端に行くに従い拡径するファンネル部とからなる外管を有し、前記ネック部の内部に、一列にインライン配列した3本の電子ビームを射出する電子銃と、該電子銃に対して前記ファンネル部側に隣接して位置する非磁性且つ導電性のシールドカップと、を配設し、前記ファンネル部の後部に、水平および垂直偏向磁界を発生する偏向ヨークを外装して構成されるカラー陰極線であって、前記シールドカップが、前記3本の電子ビームを通過させる電子ビーム通過孔を備えた底部と、前記電子ビームを包囲するシールド側壁と、を備え、前記シールド側壁が、前記3本の電子ビームのうち外側電子ビームに作用する水平偏向磁界と交差し且つ前記外側電子ビームを挟むように前記シールド側壁の一部を折曲部を介して内側に折り曲げて形成した一対の折曲領域を有することを特徴とするカラー陰極線管。
Fターム (5件):
5C041CC02 ,  5C041CC04 ,  5C041CC10 ,  5C041CC14 ,  5C041CC22

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