特許
J-GLOBAL ID:200903042708619450

構造物用免震方法及び構造物の免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-123406
公開番号(公開出願番号):特開平11-315544
出願日: 1998年05月06日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】地震時の地盤液状化による被害を少なくし、液状化を有効活用して免震を図り、地震終結後の地盤改良を省略可能にする。【解決手段】 構造物1の基礎構造部4の外側を液状化誘発間隙8を空けて囲繞する囲繞壁9を設け、液状化誘発間隙8に液状化促進土10を埋め込み、構造物1を複数の中空の杭7で地盤11,11aに支持し、地震発生時に液状化の原因となる地盤11内の過剰に加圧された水を杭7の水導入穴13、内部通路、連通路を介して囲繞壁9の内部へ導入して液状化促進土10を液状化させ、その液状化により構造物1を免震する。
請求項(抜粋):
構造物を免震する免震方法において、構造物を支持する杭に地盤内の水を上方へ導く内部通路を予め形成しておき、地震発生時に地盤内の過剰間隙水圧を利用して前記杭とその内部通路を介して地盤内の被加圧水を上方へ導き、少なくとも構造物の基礎構造部の周辺部の土を液状化させて、構造物を免震することを特徴とする構造物用免震方法。

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