特許
J-GLOBAL ID:200903042712750472

積層ストリップラインフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-292307
公開番号(公開出願番号):特開2003-101307
出願日: 2001年09月25日
公開日(公表日): 2003年04月04日
要約:
【要約】【課題】 積層ストリップラインフィルタにおいて、複数の誘電体層の積層ずれによるフィルタ特性の変動を低減する。【解決手段】 略同一の幅W1を有し積層方向にほぼ重なるように配された第1・第2の片端開放矩形状共振電極32・36が、中心周波数の波長の8分の1以下の間隔で配された接続導体38を介して電気的に接続され、この幅W1に対し、第3の片端開放矩形状共振電極34の幅W2がW1<W2であり、積層方向から見て第3の片端開放矩形状共振電極34が第1・第2の片端開放矩形状共振電極32・36を覆うように配され、第1の片端短絡矩形状共振電極33の幅W3が第2の片端短絡矩形状共振電極35の幅W4に対しW3<W4であり、積層方向から見て第2の片端短絡矩形状共振電極35が第1の片端短絡矩形状共振電極33を覆うように配されている積層ストリップラインフィルタである。
請求項(抜粋):
第1の誘電体層と、該第1の誘電体層の上に積層された第2の誘電体層と、該第2の誘電体層の上に積層された第3の誘電体層と、該第3の誘電体層の上に積層された第4の誘電体層と、前記第1の誘電体層の下面に配された第1の接地電極と、前記第4の誘電体層の上面に配された第2の接地電極と、前記第1および第2の誘電体層の間に配された第1の片端開放矩形状共振電極および第1の片端短絡矩形状共振電極と、前記第2および第3の誘電体層の間に配された第2の片端開放矩形状共振電極と、前記第3および第4の誘電体層の間に配された第3の片端開放矩形状共振電極および第2の片端短絡矩形状共振電極とから成り、前記第1の誘電体層の厚みh1が前記第4の誘電体層の厚みh2に対しh1<h2であるとともに、前記第1および第2の片端開放矩形状共振電極は略同一の幅W1を有し、この幅W1に対し前記第3の片端開放矩形状共振電極の幅W2がW1<W2であり、さらに、前記第1〜第3の片端開放矩形状共振電極は略同一の長さを有し、積層方向から見て平行に、かつ前記第1および第2の片端開放矩形状共振電極がほぼ重なるとともに前記第3の片端開放矩形状共振電極が前記第1および第2の片端開放矩形状共振電極を覆うように配され、前記第1および第2の片端短絡矩形状共振電極は短絡側でそれぞれ接地接続導体を介して前記第1または第2の接地電極と電気的に接続され、前記第1の片端短絡矩形状共振電極の幅W3が前記第2の片端短絡矩形状共振電極の幅W4に対しW3<W4であり、さらに、前記第1および第2の片端短絡矩形状共振電極は略同一の長さを有し、積層方向から見て平行に、かつ前記第2の片端短絡矩形状共振電極が前記第1の片端短絡矩形状共振電極を覆うように配され、前記第1および第2の接地電極は前記第1〜第3の片端開放矩形状共振電極ならびに前記第1および第2の片端短絡矩形状共振電極を覆うように配され、前記第1の片端開放矩形状共振電極の開放端と反対側の端部と、前記第1の片端短絡矩形状共振電極の短絡端と反対側の端部とが電気的に接続され、前記第3の片端開放矩形状共振電極の開放端と反対側の端部と、前記第2の片端短絡矩形状共振電極の短絡端と反対側の端部とが電気的に接続されるとともに、前記第1の片端開放矩形状共振電極と前記第2の片端開放矩形状共振電極とが中心周波数の波長の8分の1以下の間隔で配された接続導体を介して電気的に接続されていることを特徴とする積層ストリップラインフィルタ。
IPC (3件):
H01P 1/203 ,  H01P 1/205 ,  H01P 7/08
FI (4件):
H01P 1/203 ,  H01P 1/205 B ,  H01P 1/205 J ,  H01P 7/08
Fターム (9件):
5J006HB04 ,  5J006HB05 ,  5J006HB17 ,  5J006HB22 ,  5J006JA01 ,  5J006JA11 ,  5J006LA12 ,  5J006LA25 ,  5J006LA28
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る