特許
J-GLOBAL ID:200903042714397192

レールのテルミット溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-237390
公開番号(公開出願番号):特開平11-077339
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 寒冷地の鉄道におけるテルミット溶接継手の信頼性を向上させるため、溶接金属の靭性を向上させる。【解決手段】 テルミット反応によって生成した溶湯を鋳型内に注入、静置する際に溶湯の注入流に脱酸元素を挿入するか、かつ、または静置開始と同時に脱酸元素を溶湯内に挿入し、2次脱酸を生ぜしめるテルミット溶接方法。【効果】 2次脱酸により生じた微細酸化物粒子が溶接金属内に分散して、鋳造組織を微細にすると共に、これらの微粒子が変態の核となり、最終的な組織を微細にして、溶接金属の靭性が向上する。
請求項(抜粋):
被溶接体であるレールをその端面どうしを開先間隙を開けて対向設置し、前記開先間隙を取り囲んで鋳型を装着し、前記開先間隙と鋳型との間に形成される鋳型空間に、テルミット反応によって生成した溶湯を注入し、前記溶湯を静置凝固し、突き合わせ溶接を行うレールのテルミット溶接であって、前記溶湯の注入流に脱酸元素を挿入するか、静置開始と同時に脱酸元素を溶湯内に挿入するかのいずれかまたは両方を行って、前記溶湯の二次脱酸を行うことを特徴とするレールのテルミット溶接方法。
IPC (5件):
B23K 23/00 ,  B22D 27/18 ,  B22D 27/20 ,  C21C 7/06 ,  B23K101:26
FI (4件):
B23K 23/00 A ,  B22D 27/18 A ,  B22D 27/20 B ,  C21C 7/06

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