特許
J-GLOBAL ID:200903042721345130

車載電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-092402
公開番号(公開出願番号):特開2003-285702
出願日: 2002年03月28日
公開日(公表日): 2003年10月07日
要約:
【要約】【課題】 下りと上りの通信データ量が不均衡で、渋滞が発生しても他方の通信に影響を及ぼさず、最新情報を付加できる自由度の高い通信制御手段を得る。【解決手段】 親局直並列変換器117が接続されたマイクロプロセッサ110aと、親局直並列変換器117とシリアル接続された子局直並列変換器127が接続された併用制御回路120aを有し、親局117から子局127に対する送信を格納する第一の格納手段300と、第一の格納手段300に格納されたコマンドデータが書込/設定コマンドであるときにデバイスメモリに転送する分配格納手段313と、マイクロプロセッサ110aに対する上り返信情報を生成する返信パケット生成手段317と、返信情報を順次格納して渋滞を待避しながら先入れ先出しにて読み出す第二の格納手段320と、最新情報を付加して返信する返信パケット編成手段338とを備えるようにした。
請求項(抜粋):
プログラムメモリと演算用RAMと第一の車載センサ群を接続するインタフェース回路と第一の電気負荷群を接続するインタフェース回路と親局用直並列変換器とがバス接続されたマイクロプロセッサ、前記親局用直並列変換器とシリアル接続された子局用直並列変換器と第二の車載センサ群を接続するインタフェース回路と第二の電気負荷群を接続するインタフェース回路とがバス接続され、第一の格納手段と第二の格納手段と異常判定手段と分配格納手段と返信パケット生成手段と返信パケット編成手段とを有する併用制御回路を備え、前記第一の格納手段は前記子局用直並列変換器が前記親局用直並列変換器を介して受信したコマンドデータとアドレスデータと書込データとサムチェック照合データとを順次格納し、前記異常判定手段は前記第一の格納手段に格納されたデータに対するビット情報の欠落や混入を監視し、前記分配格納手段は前記第一の格納手段に格納された前記コマンドデータが書込データを伴った書込/設定コマンドであるときに格納された前記アドレスデータと前記書込データとに基づき指定アドレスのデバイスメモリに前記書込データを転送し、前記返信パケット生成手段は前記異常判定手段の判定結果と前記コマンドデータとに基づき返信データを選択すると共にこれを前記アドレスデータと組み合わせて返信情報を合成し、前記第二の格納手段には前記返信パケット生成手段により生成された前記返信情報が順次格納されて返信の渋滞を待避しながら先入れ先出しにて読み出され、前記返信パケット編成手段は前記第二の格納手段から読み出された前記返信情報に基づき前記子局用直並列変換器に供給される複数の前記返信情報を所定の順序で編成すると共に、渋滞待避していた前記返信情報に最新情報による加算データを生成付加して返信するようにしたことを特徴とする車載電子制御装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車載用電子制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-058670   出願人:松下電器産業株式会社
  • 入出力処理IC
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-184537   出願人:日本電装株式会社
  • データ通信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-286673   出願人:日本電装株式会社

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