特許
J-GLOBAL ID:200903042723245265

有機塩素化合物で汚染された地層および地下水の浄化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 斌 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-091911
公開番号(公開出願番号):特開平9-253688
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 二次汚染の問題がなく、しかも高い処理効率で処理できる地層および地下水の浄化方法を提供する【解決手段】 本発明方法は、原位置バイオレメディエーションとリアクターとを併用する地層及び地下水の浄化方法である。本発明方法は、汚染地層中でメタン資化菌を増殖させるメタン資化菌増殖工程と、メタン資化菌により誘導された分解酵素により有機塩素化合物を分解する有機塩素化合物分解工程とからなるバイオレメディエーションを備えている。更に、本発明方法は、上記バイオレメディエーションとは別に地下水を揚水してリアクタに送水し、フェノール資化菌、トルエン資化菌を含む芳香族化合物資化菌のいずれかにより揚水地下水中の有機塩素化合物をリアクタ内で分解して浄化する。
請求項(抜粋):
有機塩素化合物による汚染地層および地下水の有機塩素化合物濃度を低下させ、汚染地層および地下水を浄化する方法において、メタン、酸素及び栄養塩を溶解した水溶液を汚染地層に供給して、汚染地層中でメタン資化菌の働きによって有機塩素化合物を分解する原位置バイオレメディエーションと、地下水を揚水してリアクタに送水し、フェノール資化菌、トルエン資化菌を含む芳香族化合物資化菌のいずれかによって、揚水地下水中の有機塩素化合物をリアクタ内で分解するリアクターとを併用し、更に、リアクターの処理水を原位置バイオレメディエーションにおいて用いるメタン、酸素及び栄養塩を溶解する水溶液の溶媒として用いることを特徴とする有機塩素化合物で汚染された地層および地下水の浄化方法。
IPC (2件):
C02F 3/34 ,  B09C 1/10
FI (2件):
C02F 3/34 Z ,  B09B 3/00 E

前のページに戻る