特許
J-GLOBAL ID:200903042731189773

PLL回路およびこれを用いた無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 船橋 國則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-288963
公開番号(公開出願番号):特開2001-111418
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 チャージポンプに単一の参照電流源から参照電流を供給するようにした場合、同一の参照電流源で低ノイズと安定した特性とを両立することは困難であり、両者のトレードオフがPLL回路のノイズと特性を律則する。【解決手段】 周波数シンセサイザーPLL回路において、チャージポンプ13に対して参照電流を供給する参照電流源として、安定化電流源と低ノイズ電流源の2つの参照電流源21,22を用意する一方、PLLが周波数と位相の引き込み過程にあるか、引き込みが終了して位相同期保持の状態にあるかを制御回路18で判定し、周波数位相引き込み過程では安定化参照電流源21を、位相同期保持の状態では低ノイズ参照電流源22をそれぞれ選択するようにする。
請求項(抜粋):
制御電圧に応じて周波数が可変な電圧制御発振器と、参照信号と前記電圧制御発振器の出力信号との周波数および位相を比較する周波数位相比較器と、前記周波数位相比較器の出力に応じて時間と極性を調整した電流パルスを出力するチャージポンプと、前記チャージポンプの出力電流を蓄積し平滑化して前記電圧制御発振器に対してその制御電圧として供給するループフィルタと、特性の異なる複数の参照電流源を有する参照電流源部と、PLLの動作状態に応じて前記複数の参照電流源のうちの一つを選択してその選択した参照電流源の電流を前記チャージポンプに参照電流として供給する制御手段とを備えたことを特徴とするPLL回路。
Fターム (10件):
5J106AA04 ,  5J106CC02 ,  5J106CC21 ,  5J106CC41 ,  5J106DD08 ,  5J106EE19 ,  5J106GG17 ,  5J106JJ08 ,  5J106KK12 ,  5J106KK22

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