特許
J-GLOBAL ID:200903042731312567

分水栓、その取付方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐田 守雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-179510
公開番号(公開出願番号):特開平6-026080
出願日: 1992年07月07日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 特に水道管など流体管に形成した分岐口からの離脱防止力に優れた分水栓と、該分水栓の取付方法及び分水栓の取付装置を提供すること。【構成】 上下端開口の中空筒状金具2は内筒11と外筒12からなっている。外筒12は内筒11の外周に摺動自在に嵌合する下部小径筒部12aと該小径筒部の上端部から外向きに張り出した環状フランジ部13を介して連設された上部大径筒部12bからなっている。内筒11は下端部外周に下方に向けて大径となる第1傾斜面21と該傾斜面の下端から上向き傾斜した第2傾斜面22を有する環状凸部20が形成され、この環状凸部の第1傾斜面には第2傾斜面とほぼ同じ向きに傾斜してゴム輪3の環状突部23の下端面を支承する円周1つ割りのテーパリング4が嵌合配置されている。
請求項(抜粋):
上下端開口の中空筒状金具と、この筒状金具の下端部の外周に嵌合して装着され、かつ下端部に環状突部が設けられたゴム輪とを具え、このゴム輪を装着した筒状金具を流体管に穿孔された分岐口に圧入嵌合して装着した分水栓において、前記筒状金具が内筒と外筒からなっており、外筒は内筒の外周に摺動自在に嵌合する下部小径筒部と該小径筒部の上端部から外向きに張り出した環状フランジ部を介して連設された上部大径筒部からなっており、小径筒部の下端部外周に下方に向けて小径となるテーパ面又はアール面が形成され、大径筒部の内面に止水栓等の取付部が形成されており、内筒は下端部外周に下方に向けて大径となる第1傾斜面と該傾斜面の下端から上向き傾斜した第2傾斜面を有する環状凸部が形成され、この環状凸部の第1傾斜面には第2傾斜面とほぼ同じ向きに傾斜して前記ゴム輪の環状突部の下端面を支承する円周1つ割りのテーパリングが嵌合配置され、このテーパリングは常態では外径が分岐口より小さいが、前記ゴム輪に押されて第1傾斜面に沿って下動されると拡径して外径が分岐口より大きくなって第2傾斜面で受け止められるようになっており、また内筒は上端部の外周面に環状凹溝が形成され、この環状凹溝と前記環状段部の上面との間にストッパリングが配置され、さらにゴム輪の分岐口から突出した上端部に前記外筒の環状フランジ部の下面に当接する環状フランジ部が形成されていることを特徴とする分水栓。
IPC (2件):
E03B 7/07 ,  E03C 1/02

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