特許
J-GLOBAL ID:200903042737016404

複列軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 清美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023739
公開番号(公開出願番号):特開平11-210771
出願日: 1998年01月20日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】これまで外部に設けられていたラビリンスシール機構を軸受装置内に組み込み、非接触型のシール構造によるシール機能を向上せしめ、十分かつ確実なシール機能を得ることができ、特にハードディスク駆動装置のスピンドルモータに好適な複列軸受装置を提供する。【解決手段】軸1とスリーブ外輪2との間に2列の転動体3、4を備え、第1列用の転動体3側におけるスリーブ外輪2の端部と軸1との間または第2列用の転動体4側におけるスリーブ外輪2の端部と内輪7との間の少なくとも片側に、それぞれ中央部に孔を有する環状の内側シール板10a、11aと外側シール板10b、11bとを第1列用の転動体3側においてはスリーブ外輪2または軸1との間にわずかな隙間b、aをあけて非接触ならしめてラビリンスシール機能を持たせるように取り付け、第2列用の転動体4側においてはスリーブ外輪2または内輪7との間にわずかな隙間d、cをあけて非接触ならしめてラビリンスシール機能を持たせるように取り付けた。
請求項(抜粋):
軸とこの軸を囲むスリーブ外輪との間に2列の転動体を備え、第1列用の転動体が軸の外周に直接形成された外周転動溝とスリーブ外輪の内周面に形成された第1の内周転動溝との間に配設され、第2列用の転動体が軸に嵌めた内輪の外周に形成された外周転動溝とスリーブ外輪の内周面に形成された第2の内周転動溝との間に配設され、第1列用の転動体側におけるスリーブ外輪の端部と軸との間または第2列用の転動体側におけるスリーブ外輪の端部と内輪との間の少なくとも片側に、それぞれ中央部に孔を有する環状の内側シール板と外側シール板とを第1列用の転動体側においてはスリーブ外輪または軸との間にわずかな隙間をあけて非接触ならしめてラビリンスシール機能を持たせるように取り付け、第2列用の転動体側においてはスリーブ外輪または内輪との間にわずかな隙間をあけて非接触ならしめてラビリンスシール機能を持たせるように取り付けてなる複列軸受装置。
IPC (3件):
F16C 33/80 ,  F16C 19/08 ,  F16C 19/50
FI (3件):
F16C 33/80 ,  F16C 19/08 ,  F16C 19/50
引用特許:
審査官引用 (1件)

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