特許

J-GLOBAL ID：200903042740469193

車両用前照灯

発明者： 岩城 孝之 ,  高田 賢一
出願人/特許権者： 株式会社小糸製作所
代理人 (1件)： 森山 隆
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-147782
公開番号（公開出願番号）：特開2000-340014
出願日： 1999年05月27日
公開日（公表日）： 2000年12月08日
要約：

【要約】【課題】 H4バルブ型の光源バルブを備えた車両用前照灯において、自車ドライバには運転しやすく対向車ドライバにはグレアを与えるおそれが低いロービーム配光パターンを得る。【解決手段】 リフレクタ20に対する光源バルブ18の固定支持を、シェード18cの左右両上端縁18cL、18cRを略同じ高さに位置させ、かつフィラメント18aの軸線Ax2をリフレクタ20の光軸Ax1に対して所定角度上向きに偏軸させた状態で行う。また、リフレクタ20の反射面20aに、フィラメント18aからシェード18cの右側上端縁18cR近傍を通過して自車線側反射領域20aRに入射した光を下向き偏向光として反射させる下向き偏向反射領域20a1を設ける。これにより、対向車線反射領域20aLからの反射光により形成される自車線側の水平カットオフラインCL2に対して、自車線側反射領域20aRからの反射光により形成される対向車線側の水平カットオフラインCL1が段下がりとなったロービーム配光パターンPを得る。

請求項（抜粋）：

前後方向に延びるフィラメントを有するとともに、このフィラメントから下方へ向かう光を遮蔽するよう該フィラメントをその軸線回りに中心角略165°で囲むシェードを有してなる光源バルブと、この光源バルブを固定支持するとともに上記フィラメントからの光を前方へ反射させる反射面を有するリフレクタと、このリフレクタの前方に設けられた前面レンズと、を備えてなる車両用前照灯において、上記リフレクタに対する上記光源バルブの固定支持が、上記シェードの左右両上端縁を略同じ高さに位置させるとともに上記フィラメントの軸線を上記リフレクタの光軸に対して所定角度上向きに偏軸させた状態で行われており、上記リフレクタの反射面に、上記フィラメントから上記シェードの上端縁近傍を通過して該反射面の自車線側反射領域に入射した光を下向き偏向光として反射させる下向き偏向反射領域が設けられている、ことを特徴とする車両用前照灯。

IPC (4件)：

F21V 7/09 ,  F21V 5/00 ,  F21V 11/00 ,  F21V 14/02

FI (4件)：

F21M 3/08 A ,  F21M 3/12 Z ,  F21M 3/14 ,  F21M 3/22 A

Fターム (9件)：

3K042AA08 ,  3K042AC10 ,  3K042BA02 ,  3K042BB06 ,  3K042BC04 ,  3K042BD05 ,  3K042BD07 ,  3K042BE09 ,  3K042CB20