特許
J-GLOBAL ID:200903042740685724

合成繊維の延伸仮撚方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-311965
公開番号(公開出願番号):特開2000-136448
出願日: 1998年11月02日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高速度で加工してもヒータープレート上へのタール状物質の堆積が少なく、毛羽や断糸の発生が抑制され加工安定性に優れた延伸同時仮撚加工方法提供。【解決手段】 未延伸マルチフィラメント糸に、予め下記(A)〜(D)成分を含有する油剤を0.2〜0.4重量%付与せしめて延伸同時仮撚加工する。(A)共重合重量比(PO/EO)が20/80〜80/20、平均分子量が1000〜10000のポリアルキレンオキサイド共重合体:60〜94重量%(B)アニオン活性剤:0.5〜4.0重量%(C)平均分子量2500〜1万の変性ポリシロキサン:0.5〜5重量%(D)C8〜15アルコールにC2〜3アルキレンオキサイドを3〜9モル付加したエーテル化合物:5〜15重量%
請求項(抜粋):
合成繊維未延伸マルチフィラメント糸を延伸と同時に摩擦仮撚加工するに際し、予め該未延伸マルチフィラメント糸に、下記(A)〜(D)成分を必須成分として含有する油剤を0.2〜0.4重量%付与せしめることを特徴とする合成繊維の延伸仮撚方法。(A)プロピレンオキサイド(PO)とエチレンオキサイド(EO)の共重合重量比(PO/EO)が20/80〜80/20で、平均分子量が1000〜10000の範囲にあるポリアルキレンオキサイド共重合体:60〜94重量%(B)下記(i) と、(ii)及び/又は(iii) とからなり、該(i) の重量割合が30〜60重量%の範囲にあるアニオン活性剤:0.5〜4.0重量%(i) 二重結合を有するジカルボン酸又はその無水物に炭素数8〜18のオレフィンを付加して得られる長鎖モノオレフィン付加ジカルボン酸及び/又は該長鎖モノオレフィン付加ジカルボン酸の部分エステルの、アルカリ金属塩、アンモニウム塩又は有機アミン塩(ii)下記式(化1)で表される部分燐酸エステル塩【化1】[RO(AO)n ]x (P=O)(OM)3-x[但し、Rは炭素数8〜18の脂肪族基又は炭素数1〜9のアルキル基が置換された芳香族基を示し、Aはエチレン基又はプロピレン基を示し、nは0〜15の正の整数(但しn=0の場合、前記Rは炭素数1〜9のアルキル基が置換された芳香族基を除く)、xは1又は2、Mはアルカリ金属塩、アンモニウム塩又は有機アミン塩を示す](iii) 分子内に少なくとも1個のアルキル基とスルホン酸基を有するスルホン酸化合物のアルカリ金属塩、アンモニウム塩又は有機アミン塩(C)平均分子量が2500〜1万で、炭素数2〜3のアルキレンオキサイド変性ポリシロキサン:0.5〜5重量%(D)炭素数8〜15のアルコールに炭素数2〜3のアルキレンオキサイドを3〜9モル付加したエーテル化合物:5〜15重量%
Fターム (7件):
4L036MA05 ,  4L036MA33 ,  4L036PA01 ,  4L036PA03 ,  4L036PA14 ,  4L036PA26 ,  4L036UA21

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