特許
J-GLOBAL ID:200903042748072551

ポリカーボネート用帯電防止剤及びポリカーボネートに帯電防止性を付与する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 入山 宏正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-140036
公開番号(公開出願番号):特開2001-323148
出願日: 2000年05月12日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】【課題】ポリカーボネートの本来的な色相や透明性を低下させることなく、該ポリカーボネートに低湿下においても優れた帯電防止性を付与できる、ポリカーボネート用帯電防止剤及びポリカーボネートに帯電防止性を付与する方法を提供する。【解決手段】特定のスルホネートホスホニウム塩、特定のスルホネート無機塩及び特定の有機リン化合物の3成分、或は更に特定のポリオキシアルキレン化合物の4成分系から成る帯電防止剤を用いた。
請求項(抜粋):
下記の式1で示されるスルホネートホスホニウム塩、下記の式2で示されるスルホネート無機塩及び下記の有機リン化合物から成ることを特徴とするポリカーボネート用帯電防止剤。【式1】【式2】(式1,式2において、A1,A2:炭素数1〜24のアルキル基、炭素数4〜24のアルケニル基、フェニル基、置換基として炭素数1〜18のアルキル基を有する置換フェニル基、ナフチル基又は置換基として炭素数1〜18のアルキル基を有する置換ナフチル基R1,R2,R3,R4:炭素数1〜18の脂肪族若しくは芳香族炭化水素基又は置換基として水酸基若しくはシアノ基を有する炭素数1〜18の置換炭化水素基Mn+:n=1の場合はアルカリ金属カチオン、n=2の場合はアルカリ土類金属カチオンn:1又は2)有機リン化合物:下記の式3で示される有機リン化合物及び下記の式4で示される有機リン化合物から選ばれる一つ又は二つ以上【式3】【式4】(式3,式4において、R5,R6,R7,R8:炭素数3〜22の脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基T1:炭素数3〜22の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基又は2〜4価のヒドロキシ化合物から全ての水酸基を除いた残基T2:炭素数3〜22の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、2価の脂肪族炭化水素基又は2価の芳香族炭化水素基q:1〜4の整数、但しT1が脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基の場合はq=1、T1がヒドロキシ化合物の残基の場合はq=除かれた水酸基の数r:1又は2、但しT2が脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基の場合はr=1、T2が2価の脂肪族炭化水素基又は2価の芳香族炭化水素基の場合はr=2)
IPC (10件):
C08L 69/00 ,  C08K 5/42 ,  C08K 5/49 ,  C08K 5/521 ,  C08K 5/5393 ,  C08L 71/00 ,  C09K 3/16 102 ,  C09K 3/16 ,  C09K 3/16 107 ,  C09K 3/16 108
FI (10件):
C08L 69/00 ,  C08K 5/42 ,  C08K 5/49 ,  C08K 5/521 ,  C08K 5/5393 ,  C08L 71/00 Z ,  C09K 3/16 102 E ,  C09K 3/16 102 L ,  C09K 3/16 107 D ,  C09K 3/16 108 D
Fターム (10件):
4J002CG001 ,  4J002CH012 ,  4J002CH052 ,  4J002EV256 ,  4J002EV257 ,  4J002EW048 ,  4J002EW118 ,  4J002EW176 ,  4J002FD106 ,  4J002FD107
引用特許:
審査官引用 (6件)
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