特許
J-GLOBAL ID:200903042752069468

植付部の伝動構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-314462
公開番号(公開出願番号):特開平6-153636
出願日: 1992年11月25日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【構成】 横送り変速装置を常時噛合式の4段ギヤ変速構造に構成し、2組のシフトギヤを操作軸44の回動によって軸方向にスライドする回動操作式に構成し、フィードケース6外部に延出された操作軸44に係合フック22を、かつ、螺旋溝付きの横送り軸19の螺旋溝27に嵌まるコマ部材28に曲げ板23を夫々取付ける。これらは基本的には係合しており、苗載せ台1の横送りのストロークエンドでのみ送り方向でズレて係合が解除し、操作軸44を回動しての横送り変速ができる牽制機構Bを構成してある。【効果】 変速操作構造の変更によって牽制機構を簡略化でき、部品点数が少なくてシンプルかつコスト安であり、フィードケースのコンパクト化にも寄与できる植付部の伝動構造を提供することができた。又、横送り変速操作を機体側方から容易に行えるようにできる利点もある。
請求項(抜粋):
苗載せ台(1)横送り用の横送り軸(19)と、外部からの動力を受ける主軸(14)とに亘る横送り変速装置(A)をフィードケース(6)に備えてある植付部の伝動構造であって、前記横送り変速装置(A)を、前記主軸(14)に装備された駆動ギヤ(40)と前記横送り軸(19)に装備された従動ギヤ(41)とが咬合可能なギヤ対を複数備えた変速部(a)と、前記横送り軸(19)と前記主軸(14)とを連動連結させるべく複数の前記ギヤ対のうちの一つのギヤ対を択一的に選択する選択部(b)と、この選択部(b)を、前記横送り軸(19)と平行な状態で前記フィードケース(6)に備えられた操作軸(44)の回動操作によって操作する操作部(c)とから成るギヤ変速装置(A)に構成し、前記操作軸(44)を前記フィードケース(6)の外部に延出し、その延出部分の操作軸(44)に係合部材(22)を取付け、かつ、前記苗載せ台(1)にこれと一体に横送りされる状態の被係合部材(23)を取付け、これら係合部材(22)と被係合部材(23)とを前記操作軸(44)の回動移動が規制される状態に係合させるとともに、前記苗載せ台(1)の横送りのストロークエンドでのみ前記係合部材(22)と前記被係合部材(23)との係合が解除される状態に、これら係合部材(22)と被係合部材(23)とを相対配置して成る牽制機構(B)を備えてある植付部の伝動構造。

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