特許
J-GLOBAL ID:200903042757449579

粒子分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102820
公開番号(公開出願番号):特開平8-297121
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 洗浄液量の低減、キャリーオーバの低減、試料液の脈動抑制、および測定開始時間を短縮を図る。【構成】 粒子分析装置にはフローセル4が搭載されている。フローセル4内には、採取管31から注入された試料液が流れる第1の流路39と、ノズル37からのシースフロー45が流れる第2の流路とが形成されている。またフローセル4にはシース流体配管35からシース流体が供給される。上記構成のフローセル4に対して、?@シース流体配管35からは第1の流路39の総容積の10倍の量のシース流体が供給されるようにし、?Aシース流体配管35や試料液配管42の内径を0.8mm以下に設定し、?B第1の流路39の総容積を、採取管31からの試料液の注入開始時の単位時間注入量の1.25倍以下に設定する。
請求項(抜粋):
試料液が注入される試料液注入口と、シース流体が供給されるシース流体供給口と、注入された試料液をノズルまで導く第1の流路と、前記ノズルから放出された試料液をシース流体で包み込んでシースフローを形成する第2の流路と、を有するフローセルと、前記シース流体供給口にシース流体を供給するシース流体供給手段と試料液を蓄液した試料液蓄液手段と、採取管が設けられ、該採取管内に前記試料液蓄液手段から一定量の試料液を吸引した後、採取管先端を前記試料液注入口に結合し、採取管内の吸引した試料液を試料液注入口に注入する試料液吸引吐出手段と、前記フローセルの下流側に設けられ、フローセルからの排液の流路を開閉する排液流路開閉手段と、前記フローセル内に形成されたシースフローに対してパルス光を照射し、シースフロー透過後のパルス光を撮像することにより、試料液内の粒子測定を行う測定手段と、前記シース流体供給手段、試料液蓄液手段、試料液吸引吐出手段、排液流路開閉手段および測定手段を制御する制御手段とを備え、測定終了時に、前記試料液注入口に対する試料液の注入を停止するとともに前記排液の流路を遮断して、前記採取管を試料液注入口から離脱させてから、前記シース流体供給手段からのシース流体を前記第1の流路内に逆流させて流すことにより、第1の流路内の試料液を除去する構成の粒子分析装置において、前記第1の流路内に逆流させるシース流体の量を、第1の流路の総容積の少なくとも10倍に設定したことを特徴とする粒子分析装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-080937
  • 特開平2-010134

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