特許
J-GLOBAL ID:200903042763116956

超音波流速測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-141293
公開番号(公開出願番号):特開2001-324362
出願日: 2000年05月15日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 超音波の伝搬時間を精度良く求めることができ、ひいては高精度な流速測定が可能な超音波流速測定方法の提供を目的とする。【解決手段】 所定時間の測定タイミングごとに流体の流量を測定する(通常時測定)(S1)。そして、所定時間の判定タイミングごとに(S2でYES)、脈動判定を行い(S3)、脈動が生じていないと判定した場合には(S4でNO)、通常時測定に戻り(S1)、脈動が生じていると判定した場合には(S4でYES)、脈動補正に関する処理を行ったあと(S5)、脈動時測定に移行する(S6)。
請求項(抜粋):
超音波流速測定管を流れる計測流体の上流側と下流側にそれぞれ超音波振動子が配置され、前記各超音波振動子から相互に超音波を発生送信するとともに、送信された超音波を相互に受信し、各受信波の比較から求めた超音波の伝搬時間の差に基づいて流速を測定する超音波流速測定方法において、前記超音波の伝搬時間のサンプリングを複数回行い、それら超音波の伝搬時間のサンプリング値における最大値kt1maxと最小値kt1minの差と、それ以前に測定した超音波の順方向の伝搬時間t1と逆方向の伝搬時間t2の差との比が所定比率以上である場合には流体に脈動が生じていると判定する第1の処理と、前記第1の処理において流体に脈動が生じていると判定した場合に、前記サンプリング値の最大値kt1maxおよび最小値kt1minに対応するサンプリング時間の差から脈動周期kTを求め、該脈動周期kTに応じたサンプリング間隔ごとに超音波の伝搬時間のサンプリングを再び行い、それら超音波の伝搬時間のサンプリング値における最大値Lt1max、最小値Lt1minおよび平均値Lt1meanに基づいて脈動の波形歪み率θと適正サンプリング間隔Δtを求める第2の処理と、前記適正サンプリング間隔Δtごとに超音波の伝搬時間のサンプリングを複数回行い、それら超音波の伝搬時間のサンプリング値における最大値mt1max、最小値mt1minおよび前記波形歪み率θを下式[1]に代入することによって超音波の伝搬時間t1を求める第3の処理とを有することを特徴とする超音波流速測定方法。t1=(mt1max+mt1min)/2+(mt1max-mt1min)θ・・・[1]
IPC (2件):
G01F 1/66 101 ,  G01F 1/72
FI (2件):
G01F 1/66 101 ,  G01F 1/72
Fターム (3件):
2F035DA19 ,  2F035DA22 ,  2F035GA02

前のページに戻る