特許
J-GLOBAL ID:200903042764149378

耐めっき割れ性に優れた高張力鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-101392
公開番号(公開出願番号):特開平6-306457
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【構成】重量%で、C:0.01〜0.10%、Si: 1.0%以下、Mn: 0.6〜2.0 %、Cu: 0.5〜2.0 %、Nb: 0.007〜0.07%、Ti: 0.005〜0.05%、sol.Al:0.0005〜0.005 %、N: 0.003〜0.014 %及びO(酸素):0.0035%以下を含み、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼に熱間圧延を施し(仕上温度: 900〜700 °C)、次いで、3°C/sec以上の冷却速度で 550°C以下の温度域まで冷却する。素材鋼に、強度や靱性を高めるためにB:0.0012%以下、ならびにNi:2%以下、Cr:1%以下、Mo:1%以下及びV:0.12%以下の中の1種以上を同時にあるいは別々に含有させてもよい。【効果】強度や靱性に優れるとともに、母材およびHAZの耐めっき割れ性を飛躍的に向上させた高張力鋼を製造することができる。この鋼は、建築物、鉄塔、橋梁など、溶融めっきを施して使用に供される大形溶接構造物用の鋼材として特に好適である。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.01〜0.10%、Si: 1.0%以下、Mn: 0.6〜2.0 %、Cu: 0.5〜2.0 %、Nb: 0.007〜0.07%、Ti: 0.005〜0.05%、sol.Al:0.0005〜0.005%、N: 0.003〜0.014 %、及びO:0.0035%以下を含み、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼に熱間圧延を施して 900〜700 °Cの温度域で圧延を終了し、次いで、3°C/sec以上の冷却速度で 550°C以下の温度域まで冷却することを特徴とする耐めっき割れ性に優れた高張力鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-294848
  • 特開平2-217415
  • 特開昭61-231141

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