特許
J-GLOBAL ID:200903042780568682

換気棟構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-337025
公開番号(公開出願番号):特開平5-171766
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 所定の屋根勾配をもって葺設された左右の屋根瓦3のうちの最上部に位置するもの同士の間に屋根裏に通じる換気用間隙Sが形成され、左右の屋根瓦3上にそれぞれ面戸4を介して笠木5が並置される。この並置された左右の笠木5上に、それらの上面及び反対向側の側面を覆う換気用スペーサ10が上記換気用間隙を挟んで対向するように配さる。その換気用スペーサ10上に棟包6が換気用間隙S及び左右の笠木5を覆うように被せられる。この換気用スペーサ10により換気通路Rが形成される。【効果】 比較的簡単な構成でありながら、屈曲もしくは撓曲可能で安価な板金製の棟包を使用したもとでも、換気を確実にかつ充分に行うことができるとともに、対応できる屋根勾配の幅を広くすることができ、しかも、施工性及び耐久性の向上を図れて品質を落とすことなく全体を安価に提供できる。
請求項(抜粋):
所定の屋根勾配をもって葺設された左右の屋根瓦のうちの最上部に位置するもの同士の間に屋根裏に通じる換気用間隙が形成され、上記左右の屋根瓦上にそれぞれ面戸を介して笠木が並置されるとともに、この並置された左右の笠木上に、それらの上面及び反対向側の側面を覆う換気用スペーサが上記換気用間隙を挟んで対向するように配され、その換気用スペーサ上に、板金製の棟包が上記換気用間隙及び上記左右の換気用スペーサを覆うように被せられてなり、上記換気用スペーサが、複数の凸部が相互に間隔をあけて突設された、上面板部及びその一端から下向きに折り曲がる側面板部を有し、かつ上記側面板部に突設された凸部の先端側にそれらを橋架するように外側板部が設けられていて、上記換気用スペーサにより上記棟包が上記笠木から離隔せしめられてそれらの間に上記換気用間隙と外部とを連通させる換気通路が形成されていることを特徴とする換気棟構造。
IPC (2件):
E04D 13/16 ,  E04D 3/40

前のページに戻る