特許
J-GLOBAL ID:200903042787875149

インフレータブルシートベルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272599
公開番号(公開出願番号):特開平5-112199
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】膨張可能なウェビングにタングが移動可能に設けられる場合にも、緊急時にウェビングを確実にかつ迅速に膨張させる。【構成】通常時は、肩ベルト2の袋状ベルト2b及びラップベルト3は帯状に保形されるとともに、貫通孔開口面積制御部材5dが開口面積縮小位置に保持される。したがって、両ベルト2b,3の反転やねじれが防止され、インフレータブルシートベルト装置1は従来の一般的なシートベルト装置と同様の機能を発揮する。車両衝突時等の緊急時には、ガスジェネレータ8が作動してガスを発生する。発生したガスにより、ラップベルト3が膨張展開する。更にラップベルト3に侵入したガスにより、貫通孔開口面積制御部材5dが開口面積拡大位置に移動される。したがって、ガスがタング5から先の肩ベルト2の袋状ベルト2bにも容易に侵入するようになり、袋状ベルト2b及びラップベルト3は瞬時にかつ確実に膨張展開する。
請求項(抜粋):
乗員当接部の少なくとも一部が袋状に形成されており、通常時は帯状に保形されるとともに、緊急時にガス発生手段からのガスにより前記袋状部分が膨張展開するウェビングを有し、このウェビングに設けられたタングをバックル装置に挿入係止することにより乗員を拘束可能にするインフレータブルシートベルト装置において、前記タングに前記ウェビングが移動自在に貫通する貫通孔が設けられると共に、更に前記タングに移動可能に設けられ、通常時は前記貫通孔の開口面積を帯状に保形された前記ウェビングが移動可能でかつ前記ウェビングの反転及びねじれを阻止する大きさに設定する開口面積縮小位置に保持されるとともに、緊急時に前記開口面積を大きくする開口面積拡大位置に移動する貫通孔開口面積制御部材とを備えていることを特徴とするインフレータブルシートベルト装置。
IPC (4件):
B60R 22/14 ,  A44B 11/25 ,  B60R 22/12 ,  B60R 22/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭47-026830
  • 特開平2-270657

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