特許
J-GLOBAL ID:200903042793112629

光分岐導波路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121493
公開番号(公開出願番号):特開平11-311713
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 光分岐導波路を小型にする。【解決手段】 光分岐導波路は、主基板12に、第1の導波路回路14、第2の導波路回路16、第3の導波路回路18を積層する。各々の導波路回路14、16、18には、直線状に形成された第1の光導波路22,24と、第1の光導波路と所定の交差角度を持って直線状に形成された第2の光導波路26とか形成されており、導波路回路14,16,18が積層されたとき、それぞれの第1の光導波路と第2の光導波路との交差部が一直線並ぶように光導波路が配置される。第1の光導波路と第2の光導波路との交差部を通って所定の幅および所定の深さの溝50が形成されている。溝50の一方の側面に、導波路回路14、16、18の光導波路の一方から導波された光を一部は透過させて光が導波されてきた光導波路の延長上にある光導波路に導き、他を反射させて前記光が導波されてきた光導波路と所定の交差角度をなす光導波路に導波する光学素子15が形成されている。
請求項(抜粋):
第1の導波路回路(14)、第2の導波路回路(16)および第3の導波路回路(18)が積層された光分岐導波路であって、前記第1の導波路回路(14)は、基板(140)と、該基板に直線状に形成された第1の光導波路(22,24)と、前記基板に前記第1の光導波路と所定の交差角度を持って直線状に形成された第2の光導波路(26)とを有し、前記第2の導波路回路(16)は、基板(160)と、該基板に直線状に形成された第1の光導波路(32,34)と、前記基板に前記第1の光導波路と所定の交差角度を持って直線状に形成された第2の光導波路(36)とを有し、前記第3の導波路回路(18)は、基板(180)と、該基板に直線状に形成された第1の光導波路(42,44)と、前記基板に前記第1の光導波路と所定の交差角度を持って直線状に形成された第2の光導波路(46)とを有し、前記第1の導波路回路、前記第2の導波路回路および前記第3の導波路回路が積層されたとき、前記それぞれの第1の光導波路と第2の光導波路との交差部が一直線並ぶように、前記前記第1の導波路回路、前記第2の導波路回路および前記第3の導波路回路におけるそれぞれの光導波路が配置され、前記それぞれの第1の光導波路と第2の光導波路との交差部を通って、所定の幅および所定の深さの溝(50)が形成され、該溝の一方の側面に、前記第1の導波路回路、第2の導波路回路および第3の導波路回路の前記それぞれの光導波路の一方から導波された光を一部は透過させて光が導波されてきた光導波路の延長上にある光導波路に導き、他を反射させて前記光が導波されてきた光導波路と所定の交差角度をなす光導波路に導波する光学素子(15)とを有する光分岐導波路。

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