特許

J-GLOBAL ID：200903042799050544

磁気記録媒体

発明者： 八塚 剛志 ,  村田 宏
出願人/特許権者： 東洋紡績株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-103033
公開番号（公開出願番号）：特開平6-020255
出願日： 1993年04月28日
公開日（公表日）： 1994年01月28日
要約：

【要約】【目的】 磁性粉の分散性に優れ、かつ磁気塗料としての粘度が低い結合剤を提供し、生産性、カレンダー加工性等に優れた磁気記録媒体の製造を可能にする。【構成】 スルホン酸金属塩基を含有する芳香族ポリエステルジオールと20°Cで液状のポリエステルジオールとを10:1〜1:4(重量比)で使用したウレン基濃度600〜1500当量/106gであり、かつ110ヘルツで測定した動的損失弾性率が109dyne/cm2以上を示す温度範囲幅が40°C以上あるポリウレタン樹脂を結合剤成分として用いた磁気記録媒体。

請求項（抜粋）：

強磁性粉末と結合剤とを主体として含む磁性層を非磁性支持体上に設けた磁気記録媒体において、上記の結合剤成分として、分子量500以上の高分子量ポリオール(A)、有機ジイソシアネート(B)および必要により分子量500以下のポリオール化合物(C)よりなるポリウレタン樹脂を含み、該ポリウレタン樹脂は、前記高分子量ポリオール(A)がスルホン酸金属塩基を20〜600当量/106g含有する芳香族ポリエステルジオール(A-1)と該(A-1)以外のポリオール(A-2)とからなり、該芳香族ポリエステルジオール(A-1)の含有量が前記ポリオール(A)中の少なくとも20重量%であり、ウレタン基濃度が600〜1500当量/106gであり、かつ100ヘルツで測定した動的損失弾性率が109dyne/cm2以上を示す温度範囲幅が40°C以上あることを特徴とする磁気記録媒体。

IPC (4件)：

G11B 5/702 ,  C09D175/04 PHT ,  C09J175/04 JFD ,  C08L 75/04 NFX

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-032018
  
• 特開昭62-071026
  
• 特開平1-245421
  
• 特開昭56-124119