特許
J-GLOBAL ID:200903042808789990

メモリカード装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-215421
公開番号(公開出願番号):特開平6-035626
出願日: 1992年07月20日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 DOSファイルフォーマット形式のメモリカード装置において、処理能力の低いCPUを用いた電子機器においてもメモリカードのデータの読み書きを、CPUに負荷をかけることなく高速に行う。【構成】 CPU1はメモリカード3より必要なデータを読み出し、FATコントローラ2に与える。FATコントローラ2はメモリカード3より読み出したFATより未使用のファイルが連続しているFATを作成し、さらに実際のFATとの間の変換テーブルを作成する。CPU1はFATコントローラ2を介してメモリカード3のアドレスレジスタにI/Oアドレスを設定し、データを書き込む。CPU1はFATコントローラ2でアドレス変換が行われるので、連続したアドレスに対し書き込みを行え、クラスタが変わっても新たにアドレスを計算する必要はない。
請求項(抜粋):
半導体記憶素子と前記半導体記憶素子に対し読み書き制御を行うメモリ制御部を有するメモリカードと、前記メモリカードが装着され、前記メモリカードとの間でデータの書き込み読み出しを行うCPUとから構成され、前記半導体記憶素子はクラスタ単位で分割され、前記CPUは前記メモリカードに記憶されているFATを読み出し、それを参考にアクセスすべきクラスタのアドレスを決定してアクセスを行うDOSファイルフォーマット形式のメモリカード装置において、前記CPUと前記メモリカードの間のデータの読み書きの制御を介在するFATコントローラを設け、前記CPUは前記メモリカードをアクセスする場合、前記メモリカードより必要なデータを読取り、前記FATコントローラに与え、前記FATコントローラは前記CPUからのデータに基づき前記メモリカードよりFATを読み込み、未使用のファイルが連続しているFATおよび前記未使用のファイルが連続しているFATと前記読み込んだFATとの対応をとる変換テーブルを作成し、前記CPUに対し、前記未使用のファイルが連続しているFATの情報を出力し、前記CPUは前記未使用のファイルが連続しているFATに基づきアドレスを決定し、前記決定されたアドレスは前記変換テーブルによって変換され前記メモリカードのアドレスレジスタに設定されるように構成したことを特徴とするメモリカード装置。
IPC (2件):
G06F 3/08 ,  G06F 3/06 301

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