特許
J-GLOBAL ID:200903042810243783

窯炉用火炎溶射材料およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉島 寧 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114405
公開番号(公開出願番号):特開平9-278551
出願日: 1996年04月12日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 窯炉用火炎溶射材料において微粒の流動性を向上させることによって、粉砕したままの粉体であっても微粒を分級除去することなく利用できるようにした溶射材料およびその製造方法を提供することで、資源の有効活用を図る。【解決手段】 融点または軟化点が室温より高い添加物を5重量%以下含有し、該添加物で被覆された溶射原料の粉体粒子からなる、粒径500μm超が10重量%以下の窯炉用火炎溶射材料を提供する。添加物としては、室温で固体の脂肪族アルコール、脂肪族カルボン酸またはその金属塩である。溶射材料の製造方法は、溶射原料粉体と添加物との混合時の温度が、添加物の融点または軟化点以上になるようにして添加物を液体状態とし、この液体状の添加物で全粉体粒子の表面を被覆するとともに、粒径500μm超の粒子が10重量%以下となるように剪断力を付与しながら混合する方法で溶射材料を製造する。
請求項(抜粋):
融点または軟化点が室温より高い添加物を5重量%以下含有し、該添加物で被覆された溶射原料の粉体粒子からなる、粒径500μm超が10重量%以下の窯炉用火炎溶射材料。

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