特許
J-GLOBAL ID:200903042821669480

オレフィン重合用触媒システム及びオレフィン重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-258694
公開番号(公開出願番号):特開平11-140117
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【解決課題】本発明は、優れた重合性を示し、狭い組成分布を有する重合体と広い分布量分布を有する重合体とを自由に製造でき、粒子性状に優れ、高い嵩密度を有する共重合体を生成する触媒システム及び重合方法を提供すること。【解決手段】マグネシウムハライドのような無機担体に担持されている、チタンハライドとカルボジイミド化合物および有機金属アルミニウム化合物との連続反応による生成物である新規のチタン触媒成分とメチルアルミノキサンでない有機金属アルミニウム触媒成分を含む非均一触媒システムおよび前記触媒システムを利用したオレフィン重合方法が開示されている。前記触媒システムは優れた(共)重合性を示し、狭い組成部分、広い分子量分布、球形の優れた粒子性状および高い嵩密度を有する共重合体を生成せしめる。
請求項(抜粋):
下記(a)及び(b)の触媒成分を含むことを特徴とするオレフィン重合用触媒システム。(a)チタン化合物がマグネシウムハライド[B]からなる無機担体に担持されている非均一系触媒成分。ここで、前記チタン化合物は、チタンハライドとカルボジイミド化合物と有機金属アルミニウム化合物との連続反応による生成物であり、一般式【化1】〔式中、Rは脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素又はシラン化合物を示す;R' は炭素数が2〜8であるアルキル基であり;n=1又は2;m≦1;p=1〜4;q=1〜3。〕で示されるチタン化合物である。(b)メチルアルミノキサン(MAO)を含まず、一般式【化2】〔式中、Rは脂肪族炭化水素を示し、nは2又は3〕で示される有機アルミニウム助触媒成分。
IPC (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/00

前のページに戻る