特許
J-GLOBAL ID:200903042829371707

燃料電池とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-085110
公開番号(公開出願番号):特開2003-282075
出願日: 2002年03月26日
公開日(公表日): 2003年10月03日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池を実用化するためには、更なる発電効率の向上と経時変化の少ない特性の両立が必要である。そのためには、初めに、経時変化の少ない特性を満足するために触媒反応層の触媒担持カーボン粉末の表面を被覆している水素イオン伝導性高分子電解質が、発電中に電極外に溶出しないように、高分子電解質に熱処理を加える必要がある。さらに、ガス拡散性を確保するために、触媒反応層の水素イオン伝導性高分子電解質が触媒担持カ-ボンの表面を均一に薄く被覆する必要がある。【解決手段】 前記課題を解決するために、水素イオン伝導性高分子電解質が少なくとも2種類異なる加熱処理を施された高分子電解質から構成されることによって、発電効率特性と経時変化の少ない特性の両立が可能な燃料電池電極ならびにその製造方法を提供することができる。
請求項(抜粋):
水素イオン伝導性高分子電解質膜の両面に配置した一対の電極と、前記電極の一方に燃料を供給排出し他方に酸化剤ガスを供給排出するガス流路を有する一対の導電性セパレータとを具備し、前記電極は前記水素イオン伝導性高分子電解質膜に接合した触媒層を有し、前記触媒層は触媒金属と導電性炭素粒子と水素イオン伝導性高分子電解質を有した燃料電池であって、前記触媒層中の前記水素イオン伝導性高分子電解質は2種類以上の異なる加熱処理を施された高分子電解質から構成したことを特徴とする燃料電池。
IPC (3件):
H01M 4/88 ,  H01M 4/86 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M 4/88 K ,  H01M 4/86 B ,  H01M 8/10
Fターム (14件):
5H018AA06 ,  5H018AS02 ,  5H018AS03 ,  5H018BB00 ,  5H018BB01 ,  5H018BB08 ,  5H018BB11 ,  5H018EE03 ,  5H018EE05 ,  5H018EE18 ,  5H018HH08 ,  5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CX05
引用特許:
審査官引用 (1件)

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