特許
J-GLOBAL ID:200903042832177555

ポリオレフィンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大家 邦久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039426
公開番号(公開出願番号):特開平11-236412
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 分子量分布が広く、成形性に優れ、低分子量成分が少ないポリオレフィンを高活性で製造することが出来るポリオレフィンの製造方法の提供。【解決手段】 式(1)及び式(2)で示される遷移金属化合物(A-1)と、式(3)で示される遷移金属化合物(A-2)と、有機アルミニウムオキシ化合物(B-1)及び前記遷移金属化合物と反応してイオン対を形成する化合物(B-2)からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物(B)とからなるオレフィン重合用触媒を用いてポリオレフィンを製造する方法において、前記化合物(B)に遷移金属化合物(A-2)を接触させた後、遷移金属化合物(A-1)を接触させた触媒を使用するポリオレフィンの製造方法。
請求項(抜粋):
一般式(1)[式中、R1〜R10は同一でも異なってもよく、それぞれ水素原子または炭化水素基、アルキルシリル基、アルキルゲルミル基、または炭素炭素結合を持つ4〜6員環基であり、複数存在するQ1は同一でも異なってもよく、それぞれ炭化水素基、アルコキシ基、アリロキシ基、シロキシ基、水素原子またはハロゲン原子であり、Meは周期表の第3、4、5及び6族の遷移金属であり、pは0または1である。]、及び一般式(2)[式中、R11〜R18は同一でも異なってもよく、それぞれ水素原子、炭化水素基、アルキルシリル基、またはアルキルゲルミル基であり、R19は炭素数1〜20のアルキレン基、アルキルゲルミレン基またはアルキルシリレン基であり、Q2及びQ3は同一でも異なってもよく、それぞれ炭素数1〜20の炭化水素基、アルコキシ基、アリロキシ、シロキシ、水素原子もしくはハロゲン原子であり、Meは周期表の第3、4、5及び6族の遷移金属であり、pは0または1である。]で示される遷移金属化合物から選ばれる少なくとも1種の遷移金属化合物(A-1)と、一般式(3)【化1】(L)m(Cp)nMX1X2 (3)[式中、Mは周期律表の第4族の遷移金属であり、Lは式(4)(式中、R20及びR21は同じでも異なってもよく、それぞれ炭化水素基、アルキルシリル基、またはアルキルゲルミル基であり、A及びBは同じでも異なってもよく、それぞれ15族の原子であり、Dは14族の原子であり、AはMに結合しており、Bは孤立電子対により配位しているか、またはM、A、D及びB間で共鳴している場合にはその共鳴により結合しており、R22は、水素原子、ハロゲン原子、有機メタロイド基、アルコキシ基、アミノ基、炭化水素基、またはヘテロ原子含有炭化水素基である。)で示される基であり、Cpは、シクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、フルオレニル基、または置換フルオレニル基であり、mは1または2であり、nはmが1の時は1であり、mが2の時は0であり、mが1の時には、L基とCp基との間で架橋していてもよく、mが2の時には、L基とL基との間で架橋していてもよく、X1及びX2は同じでも異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、有機メタロイド基、アルコキシ基、アミノ基、炭化水素基、またはヘテロ原子含有炭化水素基である。]で示される遷移金属化合物(A-2)と、有機アルミニウムオキシ化合物(B-1)及び前記一般式(1)、一般式(2)及び/または一般式(3)で示される遷移金属化合物と反応してイオン対を形成する化合物(B-2)からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物(B)とからなるオレフィン重合用触媒を用いてポリオレフィンを製造する方法において、前記化合物(B)に遷移金属化合物(A-2)を接触させた後、遷移金属化合物(A-1)を接触させた触媒を使用することを特徴とするポリオレフィンの製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/645 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/645 ,  C08F 10/00

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