特許
J-GLOBAL ID:200903042835007006

ファイルバックアップ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-284904
公開番号(公開出願番号):特開平11-120057
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】バックアップ用ファイルログ情報量を減らし、ファイル単位のバックアップ処理とファイルアクセスの同時実行を可能にする。【解決手段】ファイル管理プログラム20はアプリケーションプログラムからの入出力要求31をメタデータ32として記録し、バックアッププログラムは、バックアップの開始時にファイルのロックを取得し、ファイル管理プログラムから取得したメタデータに基づいてバックアップ処理を行う。バックアップ処理終了後はロックを開放する。ファイル管理プログラム20はロックのかかったファイルに対して、バックアッププログラム以外から更新要求があった場合は、新たなディスク領域を用意して、上書きを防ぎ、バックアップするファイルの整合性を崩さないように制御する。
請求項(抜粋):
ディスク装置とテープ装置が接続する複数の入出力ノードと、当該装置が接続しない複数の計算ノードが、専用高速ネットワークで接続した並列計算機システム上で、ファイル単位のバックアップを行うバックアッププログラムと、当該プログラムからのファイルアクセス要求に応答して、入出力を制御するファイル管理プログラムによるファイルバックアップ方法において、ファイルは複数のディスク装置に分散格納されいて、ファイル管理プログラムは、当該ファイルの更新時に、更新情報をメタデータとして記録し、バックアッププログラムは、指定された当該ファイルのバックアップが最初である場合は、全ファイルをバックアップし、そうでない場合は、ファイル管理プログラムから更新情報メタデータを取得し、更新情報の最適化を行い、更新されたファイル上の領域についてのみバックアップを行い、バックアップ終了後更新情報メタデータを消去することを特徴とするファイルバックアップ方法。

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