特許
J-GLOBAL ID:200903042841109210

電気自動車用電池残存容量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-175521
公開番号(公開出願番号):特開平8-043504
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明は電池の劣化度を考慮しながら電池の残存容量を計測する。【構成】 電気自動車に搭載され、充電又は放電が可能な主電池2の残存容量を計測する電気自動車用残存容量計に、回生により充電された充電量よりも放電量が大きくなり電池分極の影響がなくなった時に検出電圧、検出電流及び検出温度に基づき電池の放電特性より基準残存容量を検出し、主電池2の現在の残存容量と基準残存容量の差を平均した平均残存容量差を求め、主電池の充電可能な最大容量である初期満充電容量から平均残存容量差を差し引いて、充電完了信号の検出毎に、満充電容量を演算する満充電容量演算部105と、満充電容量演算部から入力した演算満充電容量を、放電電流が大きくなると共に減少させ、かつ電池温度が低下すると共に減少させ、さらに放電電流の積算値を差し引き、主電池2の現在の残存容量を演算する残存容量演算部104と設ける。
請求項(抜粋):
電気自動車に搭載され、充電又は放電が可能な主電池の残存容量を計測する電気自動車用残存容量計において、前記主電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記主電池の充電電流又は放電電流を検出する電流検出部と、前記主電池の温度を検出する温度検出部と、前記主電池の充電を完了したときに充電完了信号を検出する充電完了信号検出部と、回生により充電された充電量よりも放電量が大きくなり電池分極の影響がなくなった時に前記検出電圧、検出電流及び検出温度に基づき電池の放電特性より基準残存容量を検出し、主電池の現在の残存容量と前記基準残存容量の差を平均した平均残存容量差を求め、主電池の充電可能な最大容量である初期満充電容量から前記平均残存容量差を差し引いて、充電完了信号の検出毎に、前記満充電容量を演算する満充電容量演算部と、前記満充電容量演算部から入力した前記演算満充電容量を、放電電流が大きくなると共に減少させ、かつ電池温度が低下すると共に減少させ、さらに放電電流の積算値を差し引き、主電池の前記現在の残存容量を演算する残存容量演算部とを備えることを特徴とする電気自動車用電池残存容量計。
IPC (3件):
G01R 31/36 ,  H01M 10/48 ,  H02J 7/00

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