特許
J-GLOBAL ID:200903042845040834

電線被覆の剥離工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 ハルミ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203232
公開番号(公開出願番号):特開平9-051617
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】従来の工具では、電線表面の絶縁被覆の剥離作業に技術を要すると共に作業能率も悪いという点。またこの作業の際に芯線に無理な力が加わり、損傷を与えるおそれがあるという点。【解決手段】クランプ受け2とグリップ3を設けた本体1にクランプアーム4と操作レバー5を回動自在に取り付け、このクランプアーム4に第2スライダー6を摺動自在に取り付けると共に、上記クランプ受け2にこのスライダー6と連動するように同様に第1スライダー7を取り付けた。そして、両スライダー6,7の先端にそれぞれ電線被覆剥離用の刃8,9を内方突設し、このスライダー6,7と上記クランプアーム4をリンク機構を介して操作レバー5で駆動することとし、電線の保持、被覆の切断、及び切断された被覆の芯線からの引き抜きという一連の動作が操作レバー5を握るだけで行えるようにした。
請求項(抜粋):
前方にクランプ受けが顎状に突出形成されると共に後部下方にグリップが突出形成された本体と、クランプ受けと接離方向に移動し得るように本体に枢着されたクランプアームと、グリップと接離方向に移動し得るように本体に枢着された操作レバーと、クランプ受けとクランプアームにそれぞれ摺動自在に取り付けられたスライダーと、操作レバーとクランプアーム及びこのクランプアームに取り付けられたスライダーとの間に設けられ、操作レバーの動きをクランプアーム及びスライダーに伝達するリンク機構とからなり、上記クランプ受けとクランプアームの先端には、それぞれ挟持部が対向して内方突設され、上記両スライダーは、接離方向に移動可能に互いに係合すると共に、その先端にそれぞれ電線被覆剥離用の刃が内方突設され、操作レバーの回動操作でクランプアームの回動及びスライダーの摺動が連続してなされ、挟持部による電線の保持と、刃による電線被覆の圧入切断及びこの切断された電線被覆の芯線からの引き抜きが連続してなされるようにしたことを特徴とする電線被覆の剥離工具。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-039412
  • 特開昭59-099911

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