特許
J-GLOBAL ID:200903042845780307

熱可塑性樹脂の射出成形方法,射出成形用ノズル及び射出成形用ホットランナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木 秀人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076821
公開番号(公開出願番号):特開平6-285910
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 型開きの際に糸引き現象の生じない熱可塑性樹脂の射出成形方法,射出成形用ノズル及び射出成形用ホットランナの提供。【構成】 溶融樹脂供給機10の樹脂射出口13に取着されて、射出成形用金型30に設けられたスプルーSのノズル係合部33と係合してスプルーSに溶融状態の熱可塑性樹脂を射出する、先端に溶融樹脂射出孔22が開口する筒体状の射出成形用ノズル20である。ノズル20の溶融樹脂射出孔の先端部22bに孔22を横切る分流板24を設け、孔22の面積を狭めるとともに、孔22の先端部位置における樹脂とノズル20との接触面積を大きくすることで、冷却工程におけるノズル20とスプルーS間位置における樹脂の冷却固化を促進し、離型工程において従来問題となっていた糸引き現象をなくすようにした。
請求項(抜粋):
射出成形用ノズルから射出した溶融状態の熱可塑性樹脂を射出成形用金型に設けられたスプルーを介してキャビティに注入する射出工程と、金型内の樹脂を一定圧力に保持する保圧工程と、金型内の樹脂を冷却固化させる冷却工程と、金型を分離して成形品を取り出す離型工程とを備えた熱可塑性樹脂の射出成形方法において、前記射出工程では、ノズルの射出孔に設けた分岐部により溶融樹脂が分流状態でスプルーに射出されることを特徴とする熱可塑性樹脂の射出成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/20 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/74

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