特許
J-GLOBAL ID:200903042845888019

反応物間の熱反応を実施する方法及びそのための加熱炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道照 ,  曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-565896
公開番号(公開出願番号):特表2004-534929
出願日: 2002年02月06日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
本発明は急激な過渡温度で実施される熱反応と、このような反応を実施することができる加熱炉(1)とに関する。この方法および加熱炉は、特定の過渡温度または温度範囲で、通常は著しい損失が生じる反応物間の反応を実施するために適切に適用され得る。本発明の1つの実用的な用途は、ホウ化物、窒化物および炭化物などの耐火硬質合金粉末を製造するための炭素熱法と、この方法を実施するように設計された加熱炉とに関する。この方法によれば、CおよびB2O3などの反応物の損失を少なくして、ホウ化物粉末などの耐火硬質合金粉末を製造することができる。これは、反応物を含有する混合物の臨界温度範囲における急速加熱によって達成することができる。この特定の実施形態を実施するために二段式加熱炉が適用され、個別の各温度ゾーン(37、38)の温度はそれぞれ、反応の臨界温度よりも下および上である。本発明の1つの実施形態によれば、簡単でコスト効率のよい方法で、粒度の小さい高純度のホウ化物、炭化物および窒化物粉末を製造することができる。
請求項(抜粋):
反応チャンバを回転軸のまわりに回転させる手段を有する加熱炉(1)によって加熱することができる反応チャンバ又は容器(40)内にて混合及び配置された少なくとも2つの反応物間の熱反応を実施するための方法において、 前記混合物は、前記容器を前記加熱炉内の1つの温度ゾーン(37)からもう1つの温度ゾーン(38)へ移動させることによって、第1の温度と第2のより高い温度との間の特定の過渡温度又は温度範囲で急速に加熱されて、前記温度又は温度範囲における前記反応物による望ましくない副反応を最小限にすることを特徴とする方法。
IPC (7件):
F27B9/06 ,  B01J19/18 ,  C01B21/06 ,  C01B31/30 ,  C01B35/04 ,  F27B7/00 ,  F27D3/12
FI (7件):
F27B9/06 E ,  B01J19/18 ,  C01B21/06 A ,  C01B31/30 ,  C01B35/04 B ,  F27B7/00 ,  F27D3/12 Z
Fターム (38件):
4G075AA23 ,  4G075BA02 ,  4G075CA02 ,  4G075CA63 ,  4G075DA02 ,  4G075DA18 ,  4G075EA02 ,  4G075EB01 ,  4G075EB21 ,  4G075ED09 ,  4G075EE02 ,  4G075FB03 ,  4G146MA09 ,  4G146MB02 ,  4G146MB18B ,  4G146MB19B ,  4G146NA01 ,  4G146NA05 ,  4G146NB06 ,  4G146NB18 ,  4G146QA02 ,  4K050AA01 ,  4K050BA05 ,  4K050CA08 ,  4K050CD06 ,  4K050CD11 ,  4K050CF03 ,  4K050CF13 ,  4K050CG02 ,  4K055AA05 ,  4K055DA03 ,  4K055HA01 ,  4K055HA11 ,  4K061AA08 ,  4K061BA02 ,  4K061BA09 ,  4K061DA05 ,  4K061EA00

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