特許
J-GLOBAL ID:200903042847668148

有害物質検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227647
公開番号(公開出願番号):特開平6-222041
出願日: 1992年08月27日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 微生物センサと参照電極を用いた装置により、出力応答パターンから、有害物質を検出しその種類を判別する。【構成】亜硝酸生成細菌を固定した固定化微生物膜と溶存酸素電極を組み合わせた微生物センサと、参照電極を用いることにより、これらの出力応答パターンから、試料水中のNH4 + -N濃度が変動しても、試料水中に混入する有害物質を検出することができる。また、上記の微生物センサを2個と、参照電極とを用い、一方の微生物センサに、試料水中のNH4 + -N濃度と微生物センサ出力の関係が線形に変化する領域のNH4 + -Nを供給し、他方の微生物センサに、NH4 + -N濃度が変動しても、微生物センサ出力が不変となる領域のNH4 +-Nを供給することにより、有害物質の検出と分類が可能になる。
請求項(抜粋):
a.亜硝酸生成細菌を固定した固定化微生物膜を保持し、この固定化微生物膜の各々の面に接する二つの液流路を設けたフローセルと、前記固定化微生物膜の一方の面にガス透過膜を介して接触させた溶存酸素電極とを組み合わせて構成し、所定範囲のアンモニア性窒素濃度の溶液を供給することにより出力が変化する微生物センサ,b.所定のアンモニア性窒素濃度の溶液を供給して得られる出力信号と、前記微生物センサの出力信号との差により試料水中の有害物質の有無を検知する参照電極,c.前記固定化微生物膜の前記一方の面に前記亜硝酸生成細菌の基質となる前記アンモニア性窒素を所定の濃度で含む緩衝溶液を供給する経路,d.前記微生物センサおよび前記参照電極の出力信号を演算処理し運転を制御する演算・制御回路を有することを特徴とする有害物質検出装置。
IPC (5件):
G01N 27/416 ,  C12M 1/00 ,  G01N 27/30 ZAB ,  G01N 27/327 ,  G01N 33/18
FI (3件):
G01N 27/46 301 Z ,  G01N 27/30 355 ,  G01N 27/46 ZAB

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