特許
J-GLOBAL ID:200903042847747544

ニッケル-水素蓄電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-180956
公開番号(公開出願番号):特開2000-012011
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】 コバルト化合物を添加した非焼結式ニッケル正極を備えたニッケル-水素蓄電池を活性化時に過放電しても、コバルトの導電マトリックスが崩れることなく電池容量が低下しないニッケル-水素蓄電池を提供する。【解決手段】 水酸化ニッケル粒子の表面にアルカリ金属イオンを含有した結晶構造の乱れた2価より大きい高次コバルト化合物層を形成する高次コバルト化合物形成工程と、この高次コバルト化合物層が形成された水酸化ニッケルをスラリーとし、このスラリーを三次元的に網目構造をもった活物質保持体に充填する活物質充填工程と、活物質充填工程により形成されたニッケル正極と水素吸蔵合金負極とをセパレータを介して巻回あるいは積層して電極体を形成する電極体形成工程と、電極体を外装缶内にアルカリ電解液とともに充填して電池を形成した後、充放電を繰り返す活性化工程とを備え、活性化工程において、電池電圧が0.3V以下になるまで過放電させる過放電工程を備えるようにしている。
請求項(抜粋):
水酸化ニッケルを主活物質とする非焼結式ニッケル正極と水素吸蔵合金負極とをセパレータを介して巻回あるいは積層した電極体を外装缶内にアルカリ電解液とともに充填して形成するニッケル-水素蓄電池の製造方法であって、前記水酸化ニッケル粒子の表面にアルカリ金属イオンを含有した結晶構造の乱れた2価より大きい高次コバルト化合物層を形成する高次コバルト化合物形成工程と、前記高次コバルト化合物形成工程によりアルカリ金属イオンを含有した結晶構造の乱れた2価より大きい高次コバルト化合物層が形成された前記水酸化ニッケルをスラリーとし、このスラリーを三次元的に網目構造をもった活物質保持体に充填する活物質充填工程と、前記活物質充填工程により形成されたニッケル正極と水素吸蔵合金負極とをセパレータを介して巻回あるいは積層して電極体を形成する電極体形成工程と、前記電極体を外装缶内にアルカリ電解液とともに充填して電池を形成した後、充放電を繰り返す活性化工程とを備え、前記活性化工程において、電池電圧が0.3V以下になるまで過放電させる過放電工程を備えるようにしたことを特徴とするニッケル-水素蓄電池の製造方法。
IPC (4件):
H01M 4/32 ,  H01M 4/52 ,  H01M 4/62 ,  H01M 10/30
FI (4件):
H01M 4/32 ,  H01M 4/52 ,  H01M 4/62 C ,  H01M 10/30 Z
Fターム (33件):
5H003AA02 ,  5H003BA00 ,  5H003BA01 ,  5H003BA03 ,  5H003BA07 ,  5H003BB04 ,  5H003BC01 ,  5H003BC05 ,  5H003BD00 ,  5H016AA02 ,  5H016AA06 ,  5H016BB01 ,  5H016BB06 ,  5H016BB08 ,  5H016BB09 ,  5H016BB11 ,  5H016BB12 ,  5H016BB15 ,  5H016EE01 ,  5H016EE05 ,  5H016HH04 ,  5H028AA01 ,  5H028BB03 ,  5H028BB05 ,  5H028BB06 ,  5H028BB07 ,  5H028BB10 ,  5H028CC08 ,  5H028CC12 ,  5H028CC15 ,  5H028EE01 ,  5H028EE05 ,  5H028HH10
引用特許:
審査官引用 (8件)
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