特許
J-GLOBAL ID:200903042848899267

超音波ノイズ判定方法及び超音波距離測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230277
公開番号(公開出願番号):特開平10-073654
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 突発性のノイズの影響を受けない超音波距離測定装置を実現すること。【解決手段】 送信回路2は信号処理部6Aから送信トリガが与えられると、第1の周波数f1のバースト状の超音波信号を生成して送信器1から放射する。この超音波が測距対象7に反射されると、その一部が反射波として受信器3で受信される。距離測定中に測距対象7以外から周波数f1の超音波を含むノイズが到来した場合、信号処理部6Aは誤判定する恐れがある。このため周波数選別回路5は第1の周波数f1と共に、これと異なる第2の周波数f2の成分を抽出し、信号処理部6Aは検出されたf1とf2のタイミングを調べる。タイミングが重なればノイズと判定し、重ならなければ測距対象7からの反射と判定し、その距離を算出する。
請求項(抜粋):
送信器より第1の周波数f1を中心とするバースト状の超音波を測距対象側に向けて放射し、前記測距対象側から放射された超音波を受信器で受信し、前記受信器の受信波形から第1の周波数f1及び前記第1の周波数f1と異なる第2の周波数f2の成分を有する反射信号を抽出し、前記送信器が超音波を放射した時点を基準とした時間軸上で、前記第1の周波数f1を抽出した信号が第1の閾値以上となる第1の時間帯を求め、前記第2の周波数f2を抽出した信号が第2の閾値以上となる第2の時間帯を求め、前記第1及び第2の時間帯が互いに重なる部分があればノイズと判定し、重なる部分がなければ前記測距対象側からの反射信号と判定することを特徴とする超音波ノイズ判定方法。
IPC (4件):
G01S 7/527 ,  G01S 7/536 ,  G01S 7/526 ,  G01S 15/08
FI (3件):
G01S 7/66 ,  G01S 15/08 ,  G01S 7/52 J

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