特許
J-GLOBAL ID:200903042851601406

放射線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 信和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-218218
公開番号(公開出願番号):特開2009-050361
出願日: 2007年08月24日
公開日(公表日): 2009年03月12日
要約:
【課題】撮影時間と被検体の被ばく量とのバランスが適当な放射線CT装置を実現する。【解決手段】第1の管電流曲線決定部30bは、各生成画像のノイズレベルを所望のレベルにするための条件として、被検体の体軸方向の位置zと位置zの被検体部分に照射すべき放射線の線量を規定する管電流との関係I1を決定する。アパーチャ幅曲線決定部30eは、関係I1における管電流の変化に基づいて、X線管20が位置zに位置するときの、コリメータ22のアパーチャ幅を決定する。例えば、アパーチャ幅は、管電流の変化が大で小さく、同変化が小で大きくする。第2の管電流曲線決定部30fは、アパーチャを通った放射線が同時に照射される領域に対し、第1の管電流曲線I1上で当該領域に対応する管電流のうち最大の管電流の放射線が照射されるよう、位置z毎に管電流を決める。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被検体に放射線を照射する照射部と、前記照射部に対して前記被検体を挟んで対向配置され前記放射線を検出する検出部と、前記照射部と前記被検体との間に設けられ、前記放射線が通るアパーチャの前記被検体の体軸方向の幅が調整可能なコリメータとを有し、前記被検体の体軸周りに回転可能に支持された回転部と、 前記回転部を前記被検体に対して前記体軸方向に相対移動する移動手段と、 前記被検体をスキャンして該被検体の投影データを得るよう前記回転部および前記移動手段を制御する制御手段と、 前記投影データに基づいて前記被検体の画像を生成する画像生成手段と、を備える放射線CT装置において、 前記被検体の前記体軸方向の各位置に対応する部分に照射すべき放射線の線量を表す第1の照射放射線量分布を決定する第1の照射放射線量分布決定手段と、 前記アパーチャを通った前記放射線が同時に照射される前記被検体の前記体軸方向の領域に対応する前記第1の照射放射線量分布上の線量のうち最大となる線量の放射線が該領域の各位置に照射されるよう、前記被検体に対する前記体軸方向の位置と前記照射部が該位置に位置するときに設定すべき前記放射線の線量との関係を表す第2の照射放射線量分布を決定する第2の照射放射線量分布決定手段と、 前記第2の照射放射線量分布に従って前記被検体に放射線を照射してスキャンした場合における前記被検体の前記体軸方向に対する被ばく線量の分布が所望の分布となるよう、前記被検体に対する前記体軸方向の位置と前記照射部が該位置に位置するときに設定すべき前記アパーチャの前記幅との関係を表すアパーチャ幅分布を決定するアパーチャ幅分布決定手段と、を備え、 前記制御手段は、前記アパーチャ幅分布および該アパーチャ幅分布に基づく前記第2の照射放射線量分布に従って、前記アパーチャの前記幅と前記放射線の線量とを調整して前記被検体をスキャンするよう、前記回転部および前記移動手段を制御する放射線CT装置。
IPC (1件):
A61B 6/03
FI (2件):
A61B6/03 330B ,  A61B6/03 320K
Fターム (7件):
4C093BA17 ,  4C093CA34 ,  4C093EA14 ,  4C093FA16 ,  4C093FA18 ,  4C093FA43 ,  4C093FA58
引用特許:
出願人引用 (6件)
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