特許
J-GLOBAL ID:200903042852240563
雨水流入量予測装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-296774
公開番号(公開出願番号):特開平5-134056
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、高精度に雨水流量を予測でき、ポンプ施設などにおいて最適なポンプ台数を用いて雨水を排水可能とすることにある。【構成】 レーダ雨量計11,12を用いて雨域の雨量状態を取り込んだ後、メッシュ雨量データ変換手段13に送出し、ここでメッシュ雨量分布の降雨データを作成する。さらに、この降雨データと過去の履歴降雨データとに基づいて前記対象流域の数時間先までの降雨を予測する降雨予測手段およびこの予測降雨データを用いて対象流域の最下流点の流量を算定する流入解析手段を設け、この算定された予測流量を流入量補正手段17に送出し、ここで予測流量と下水幹線上流端設置の下水幹線センサの計測流量とを比較して当該予測流量の誤差補正を行う。そして、センサ設置点を上流端、プロセス流入渠の水位計位置を下流端とし、上・下流端の区間について不定流計算式を用いて流下量を予測する構成である。
請求項(抜粋):
対象流域に降った雨量が下水幹線を介して所要のプロセスに流入する雨水流入量を予測する雨水流入量予測装置において、レーダ空中線を用いて前記対象流域の雨域の雨滴の反射電波を受信し、この受信電力からメッシュ雨量分布の降雨データを作成するメッシュ雨量データ変換手段と、このメッシュ雨量データ変換手段によって得られた降雨データと過去の履歴降雨データとに基づいて前記対象流域の数時間先までの降雨を予測する降雨予測手段と、この降雨予測手段の降雨予測データを用いて前記対象流域の最下流点である流量算定点の流量を算定する流入解析手段と、この流入解析手段によって算定された予測流量と前記下水幹線上流端に設置された幹線センサの計測流量とを比較して当該予測流量の誤差補正を行う流入量補正手段と、前記下水幹線センサ設置点を上流端、前記プロセス流入渠の水位計位置を下流端とし、これら上・下流端の区間について不定流計算式を用いて流下量を予測する流下量予測手段とを備えたことを特徴とする雨水流入量予測装置。
IPC (4件):
G01W 1/10
, E03F 7/00
, G01F 1/00
, G06F 15/20
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