特許
J-GLOBAL ID:200903042857767780
トルクセンサ用固定子及びトルクセンサ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-163395
公開番号(公開出願番号):特開2001-050827
出願日: 2000年05月31日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 複数の部品から組立てられた固定子を使用するトルクセンサにおいて、温度特性を向上させてトルクの検出精度を高める。【解決手段】 トルクセンサの固定子5を構成する集磁ヨーク6は、略円筒状のヨーク10と、ヨーク10の両端部に形成された円筒支持部10cに圧入される2つのヨークリング11(一方のみ図示)とからなり、コイル部品7は規制面10dに突き当たるまで圧入されたヨークリング11により位置決めされている。ヨークリング11の小径部21により隙間Gが形成され、ヨーク10の内周面に形成された溝部10eにより外周側へ突出する空隙部が形成されている。突き当たり面Pを通らず円筒支持部10cを通って圧入面20に至る磁束は、隙間Gおよび空隙部を越える迂回経路をとらなければならず、圧入荷重のかかる圧入面20を通る磁束が相対的に減少するようになっている。
請求項(抜粋):
筒状のヨークと、前記ヨークの内周面に設けられた軸方向とほぼ直交する規制面に当接する状態に組み込まれるヨークリングと、前記ヨークリングの前記ヨーク内への組み込みによって前記ヨークの内周側の所定位置に位置決めされて組み込まれる一対の環状のコイル部品とを備えたトルクセンサ用固定子であって、前記ヨークリングと前記ヨークの規制面との突き当たり面を通らず、前記ヨークの外周側を経由して前記ヨークと前記ヨークリングの周面間を通り抜ける磁束のばらつきに起因する前記コイル部品回りの磁気回路へのばらつきの影響を小さく抑える磁束調整手段を付加し得る組付構造で、前記ヨークリングが前記ヨーク内に組み込まれているトルクセンサ用固定子。
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