特許
J-GLOBAL ID:200903042862892844

経緯交差部を熱接着した不織布又は織編布およびそれを用いた積層体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-290580
公開番号(公開出願番号):特開平10-130991
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 接着強度に優れ、目ずれや変形が生じることがない不織布・織編布を提供する。【解決手段】 第1のポリオレフィン系樹脂と低融点の第2のポリオレフィン系樹脂との積層型又は芯鞘型とした糸状体を積層又は織編成し、経緯交差部を熱融着した不織布・織編布において、前記第2のポリオレフィン系樹脂がエチレンとα-オレフィンをメタロセン触媒を用いて共重合して得られたMFR0.1〜30g/10分、密度0.87〜0.93g/cm3 、DSC最大ピーク温度70〜125°C、分子量分布が1.8〜3、メルトテンション0.5〜4gのエチレン・α-オレフィン共重合体である経緯交差部を熱融着した不織布・織編布。
請求項(抜粋):
第1のポリオレフィン系樹脂と、該第1のポリオレフィン系樹脂より低融点の第2のポリオレフィン系樹脂とを積層型または芯鞘型に配した糸条体からなり、前記第2のポリオレフィン系樹脂が糸条体表面の少なくとも一部を被覆して形成した熱接着性複合糸条を経糸および緯糸の少なくとも一部に用いて経緯糸を積層または織編成し経緯交差部を熱接着した不織布または織編布において、前記第2のポリオレフィン系樹脂が、エチレンと炭素数3以上のα-オレフィンとをメタロセン触媒を用いて共重合することにより得られた下記の(a)〜(e)の性状を有するエチレン・α-オレフィン共重合体を50〜100重量%含有する樹脂であることを特徴とする経緯交差部を熱接着した不織布又は織編布。(a)メルトフロレート(MFR)が0.1〜30g/10min.(b)密度が0.87〜0.93g/cm3(c)DSCによる最大ピーク温度(Tm)が70〜125°C(d)分子量分布(Mw/Mn)が1.8〜3(e)メルトテンションが0.5〜4g
IPC (3件):
D03D 15/00 ,  B32B 5/02 ,  D04H 3/00
FI (3件):
D03D 15/00 G ,  B32B 5/02 C ,  D04H 3/00 F
引用特許:
審査官引用 (1件)

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