特許
J-GLOBAL ID:200903042865525230

距離継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-291967
公開番号(公開出願番号):特開2000-125462
出願日: 1998年10月14日
公開日(公表日): 2000年04月28日
要約:
【要約】【課題】健全相要素のオーバリーチによる不要動作を阻止でき、事故相のみ正応動する安定した動作とすることにある。【解決手段】電力系統から導入される電圧及び電流から事故インピーダンスを算出して整定インピーダンと比較し、その比較結果から保護区間内部事故時の動作判定を行う第1段の動作ゾーン短絡距離継電器要素を有する短絡距離継電器において、線間電圧の振幅値の3相分を算出し、この電圧振幅値の相間差分値の絶対値と感度定数値Vkとの比較判定を行い、|V<SB>Δ</SB>|<Vkが不成立で且つV<SB>Δ</SB>>Vkが成立した相と前記短絡距離継電器要素の単相動作相が一致する場合に短絡距離継電器要素の動作出力を有効とする手段と、前記短絡距離継電器要素の動作相が2相以上存在する場合には判定結果によらず前記短絡距離継電器要素の動作出力を有効とする手段とを備えたものである。
請求項(抜粋):
a,b,c相の3相交流電力系統より電圧及び電流をそれぞれ入力し、これら電圧及び電流から事故インピーダンスを算出して整定インピーダンと比較し、その比較結果から送電線保護区間内部事故時の動作判定を行う第1段即時動作ゾーン短絡距離継電器要素を有するディジタル形距離継電器において、線間電圧の振幅値|Vab|,|Vbc|,|Vca|の3相分を算出する第1の手段と、前記電圧振幅値の相間差分値の絶対値(|V<SB>Δ</SB>|=||Vab|-|Vbc||(他相は相順にローテーション)と感度定数値Vkとの比較判定を行う第2の手段と、前記電圧振幅値の相間差分値(V<SB>Δ</SB>=|Vab|-|Vbc|(他相は相順にローテーション))と前記Vkとの比較判定を行う第3の手段と、前記第2の手段及び第3の手段にて|V<SB>Δ</SB>|<Vkが不成立で且つV<SB>Δ</SB>>Vkが成立した相と前記短絡距離継電器要素の単相動作相が一致する場合に短絡距離継電器要素の動作出力を有効とする第4の手段と、前記短絡距離継電器要素の動作相が2相以上存在する場合には前記第2の手段及び第3の手段の判定結果によらず前記短絡距離継電器要素の動作出力を有効とする第5の手段とを備えたことを特徴とする距離継電器。
IPC (2件):
H02H 3/40 ,  H02H 3/02
FI (2件):
H02H 3/40 E ,  H02H 3/02 G
Fターム (6件):
5G058EE01 ,  5G058EF02 ,  5G058EG09 ,  5G058EH02 ,  5G058EH03 ,  5G058FF01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 距離継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-152402   出願人:三菱電機株式会社
審査官引用 (1件)
  • 距離継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-152402   出願人:三菱電機株式会社

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