特許
J-GLOBAL ID:200903042867065873
分子クローニング法および使用試薬
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
清水 初志
, 橋本 一憲
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-522267
公開番号(公開出願番号):特表2004-517608
出願日: 2001年08月21日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
本発明は、核酸分子を共有結合で連結する組成物、方法、およびキットを提供する。この方法は、鎖の侵入段階を含み、また組成物およびキットは、このような方法を実施する際に有用である。例えば2本鎖(ds)の核酸分子を共有結合で連結する方法は、一方の3’端に連結された状態のトポイソメラーゼを有し、また同じ末端に1本鎖の5’突出を有する第一のds核酸分子を、5’突出が第二の核酸分子の平滑末端の相補配列にハイブリダイズ可能で、またトポイソメラーゼがds核酸分子を共有結合で連結することが可能なように、平滑末端を有する第二のds核酸分子に接触させる段階を含むことができる。この方法は、核酸配列を共有結合で連結する従来の方法に比べて、より単純かつ効率的であり、また組成物およびキットは、2個もしくはそれ以上のds核酸分子を方向的に連結する方法を含む本方法の実施を容易にする。
請求項(抜粋):
方向的に連結された組換え核酸分子を作製する方法であって、
第一の5’突出に相補的なヌクレオチド配列が、第一の5’突出と選択的にハイブリダイズすることが可能な条件下で、
a)第一の末端またはその近傍において共有結合で結合された状態の第一のトポイソメラーゼ、第二の末端またはその近傍において共有結合で結合された状態の第二のトポイソメラーゼを含む、トポイソメラーゼをチャージした第一の2本鎖(ds)核酸分子(第一の末端が第一の5’突出をさらに含み、第二の末端が、平滑末端、3’チミジン突出、または第二の5’突出をさらに含む);および
b)第一の平滑末端および第二の末端を含む第二のds核酸分子(第一の平滑末端がその5’端に第一の5’突出に相補的なヌクレオチド配列を含む)
を接触させる段階を含み、
それによって第一のトポイソメラーゼが、共有結合によって、第一のds核酸分子の第一の末端の3’端を、第二のds核酸分子の第一の末端の5’端に連結させ、
第二のトポイソメラーゼが、共有結合によって、第一の核酸分子の第二の末端の3’端を、第二のds核酸分子の第二の末端の5’端に連結することで、方向的に連結された核酸を作製する方法。
IPC (3件):
C12N15/09
, A01K67/027
, C12N5/10
FI (3件):
C12N15/00 A
, A01K67/027
, C12N5/00 B
Fターム (11件):
4B024AA20
, 4B024CA04
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA14
, 4B065AA90X
, 4B065AA99Y
, 4B065AB01
, 4B065BA02
, 4B065BA03
, 4B065CA46
引用文献:
審査官引用 (5件)
-
J.Biol.Chem., 1994, Vol. 269, No. 51, pp. 32678-32684
-
J.Biol.Chem., 1992, Vol. 267, No. 24, pp. 16755-16758
-
Biochemistry, 1999, Vol. 38, No. 50, pp. 16599-16612
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