特許
J-GLOBAL ID:200903042872391509

「コントローラ・エリア(CAN)」プロトコルを有する決定論的シリアル・バス通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-500714
公開番号(公開出願番号):特表2002-500841
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 2002年01月08日
要約:
【要約】コントローラ・エリア・ネットワーク(「CAN」)通信プロトコルに準拠するように、複数のノード(500)間でデータを決定論的に通信する装置および方法。本システムは、オペレーティング・システム環境内に機能ブロックを有する複数のノード、および各々シリアル・バス(501)に接続されている複数のノードに適用される。本システムは、標準的なCANエラー・チェック、バス調停およびメッセージ・フォーマット設定を利用するので、標準的なCANコントローラおよびトランシーバを用いる。バス上で1つのノードをマスタ・ノードとして選択する。マスタ・ノードは、周期的同期信号(401,411)を発行して、時分割(TDn)を規定する。この時分割期間で、各ノードの動作およびCANバス上での通信を編成する。データ、特にリアル・タイム・データが、既知の時分割期間に、CANバス上のノード間で送信される。標準的なCANバス調停を用いて、非リアル・タイム・データの送信に先立って、リアル・タイム・データをCANバス上に確実に送信する。これによって、リアル・タイム・データを適宜各時分割期間に確実に送信する。
請求項(抜粋):
コントローラ・エリア・ネットワーク(「CAN」)シリアル通信プロトコルに準拠する複数のノード(500)間でデータを決定論的に通信する方法であって、 前記複数のノード間に通信手段(501)を設け、前記複数のノードの各々を前記通信手段に使用可能とするステップと、 前記通信手段を通じて前記複数のノードによって認識される周期的イベント(401)を発生するステップと、 前記周期的イベントに応答して、前記複数のノードにおいて共通時分割(TDn)を開始するステップと、 前記複数のノードの内の2つのノード間で、前記通信手段を通じて前記データを送信するステップであって、前記時分割の内の既知の1つの間に前記データを送信するステップと、から成る方法。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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