特許
J-GLOBAL ID:200903042877827305

自動車のドアロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 星野 則夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215328
公開番号(公開出願番号):特開平10-037558
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 車内側からインサイドハンドルを回動するだけで、ドアのロックを解除できるようにしたドアロック装置の構成を簡素化する。【解決手段】 インサイドハンドル9に規制ピン44を突設し、車内側からインサイドハンドル9を回動操作したとき、その規制ピン44によってロックノブ10を回動させ、これによってドアのロックを解除する。
請求項(抜粋):
車体に開閉自在に支持された運転席側ドアのインナパネルパネルに、ハンドル待機位置とハンドル作動位置との間を回動可能に支持され、運転席に着座した車室内のドライバによって回動操作されるインサイドハンドルと、ロック解除を許容するロック解除許容位置とロック解除を禁止するロック解除禁止位置との間を回動可能に前記インナパネルに支持され、運転席に着座した車室内のドライバによって回動操作されるロックノブと、前記インサイドハンドル及びロックノブとは離間したインナパネル部分に固定されたロックベースと、車体に固定されたストライカに係合してドアをロックするロック位置とドアの開放を許容するようにストライカとの係合を解除したロック解除位置との間を回動可能に前記ロックベースに支持されたロック爪と、前記ロックベースに回動可能に支持され、その回動により前記ロック爪をロック解除位置へ回動させるロック解除レバーと、リンク待機位置とリンク作動位置との間を作動可能であると共に、そのリンク作動位置への作動時に、前記ロック解除レバーに係合してこれを回動させるロック解除可能位置とリンク作動位置へ作動したときも前記ロック解除レバーに係合しないロック解除不能位置との間を作動可能に前記ロックベースに支持されたロック解除規制リンクと、前記インサイドハンドルをそのハンドル待機位置からハンドル作動位置へ回動させたとき、前記ロック解除規制リンクがそのリンク待機位置からリンク作動位置へと作動するように、インサイドハンドルの動きをロック解除規制リンクに伝達する伝達手段と、前記ロックノブをそのロック解除許容位置からロック解除禁止位置へ回動させたとき、前記ロック解除規制リンクがそのロック解除不能位置へ作動するように、ロックノブの動きをロック解除規制リンクに伝達すると共に、ロックノブをそのロック解除禁止位置からロック解除許容位置へ回動させたとき、前記ロック解除規制リンクがそのロック解除可能位置へ作動するように、ロックノブの動きをロック解除規制リンクへ伝達する伝動手段と、ハンドル待機位置にあるインサイドハンドルとロック解除禁止位置にあるロックノブのうち、ロックノブのみをそのロック解除許容位置へ回動させたとき、その動きがインサイドハンドルに伝えらずに当該インサイドハンドルがハンドル待機位置に留められ、かつインサイドハンドルをハンドル待機位置からハンドル作動位置へ回動させたとき、それまでロック解除禁止位置にあったロックノブが、インサイドハンドルと共にロック解除許容位置へと回動するように、ロックノブを連行させる連行手段とを具備して成る自動車のドアロック装置。

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