特許
J-GLOBAL ID:200903042880449869

細胞による取り込みが制御可能なペプチド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  新見 浩一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-538106
公開番号(公開出願番号):特表2007-511209
出願日: 2004年10月20日
公開日(公表日): 2007年05月10日
要約:
本発明のペプチドの一般的な構造としてA-X-B-Cが含まれる。式中、Cは積荷部であり、B部分は塩基性アミノ酸を含み、Xは切断可能なリンカー配列であり、A部分は酸性アミノ酸を含む。この完全な状態の構造は細胞にあまり取り込まれない。しかしながら、Xが細胞外で切断されると、B-C部分は取り込まれ、積荷は標的細胞に送達される。積荷は、例えば、画像診断用の造影剤、化学療法薬、または治療用の放射線増感剤でもよい。Xが切断されるとBからAが分離して、Bの塩基性アミノ酸が薬物積荷Cを切断事象付近の細胞に引きずり込む通常の能力が現れる。Xは、細胞外で、好ましくは生理学的条件下で切断される。免疫原性およびバックグラウンドペプチダーゼまたはプロテアーゼによる非特異的切断を最小限にするために、A部分およびB部分はD-アミノ酸であることが好ましい。
請求項(抜粋):
構造A-X-Bの分子であって、式中、 Bは、細胞取り込みに適した、約5〜約20個の塩基性アミノ酸残基のペプチド部分であり、 Aは、約2〜約20個の酸性アミノ酸残基のペプチド部分であり、部分Bと連結している時には、部分Bの細胞取り込みを阻害または阻止する効果があり、 Xは、生理学的条件下で切断することができる、AとBをつなぐ約2〜約100個の原子のリンカーである、分子。
IPC (9件):
C12N 15/09 ,  C07K 7/06 ,  C07K 7/08 ,  A61K 38/00 ,  A61K 51/00 ,  A61K 47/48 ,  A61K 47/42 ,  A61P 35/00 ,  A61P 9/10
FI (9件):
C12N15/00 A ,  C07K7/06 ,  C07K7/08 ,  A61K37/02 ,  A61K49/02 ,  A61K47/48 ,  A61K47/42 ,  A61P35/00 ,  A61P9/10
Fターム (54件):
4B024AA01 ,  4B024BA80 ,  4B024CA01 ,  4B024CA10 ,  4B024CA11 ,  4B024CA20 ,  4C076AA95 ,  4C076BB11 ,  4C076CC11 ,  4C076CC27 ,  4C076EE41A ,  4C076FF34 ,  4C076FF68 ,  4C084AA03 ,  4C084AA12 ,  4C084AA13 ,  4C084BA02 ,  4C084BA08 ,  4C084BA17 ,  4C084BA18 ,  4C084BA19 ,  4C084BA23 ,  4C084BA35 ,  4C084CA59 ,  4C084NA11 ,  4C084NA13 ,  4C084NA15 ,  4C084ZA392 ,  4C084ZB262 ,  4C084ZC782 ,  4C085HH01 ,  4C085HH03 ,  4C085HH07 ,  4C085HH11 ,  4C085KA11 ,  4C085KA40 ,  4C085KB82 ,  4C085LL01 ,  4C085LL07 ,  4C085LL18 ,  4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045BA14 ,  4H045BA15 ,  4H045BA16 ,  4H045BA17 ,  4H045BA18 ,  4H045BA19 ,  4H045BA40 ,  4H045BA50 ,  4H045EA20 ,  4H045FA10
引用文献:
審査官引用 (4件)
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