特許
J-GLOBAL ID:200903042880750305

ボールねじ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-310235
公開番号(公開出願番号):特開2003-113921
出願日: 2001年10月05日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】循環こまを用いてボールを循環させるタイプのボールねじ装置において、循環こまを安価にかつ簡易な方法にて位置決めできるようにし、品質向上を図る。【解決手段】ねじ軸3を非回転かつ軸心方向不動に、また、ねじ軸3に対してナット部材2を回転可能かつ軸心方向移動可能に配置したボールねじ装置1において、ナット部材2の2巻きのねじ溝21a,21bを単一の循環こま6によりそれぞれ独立した閉ループにして、それぞれの閉ループ内でボール4群を転動循環させる構造とし、この循環こま6を、合成樹脂の射出成形品として、ナット部材2の貫通孔22内にスナップフィット状態で嵌入装着させるようにしている。これにより、循環こま6の製造が容易となるとともに軽量化が図れるうえ、循環こま6の成形精度と貫通孔22の加工精度とを管理するだけで、簡易な組み立て作業で高精度に位置決めできる。
請求項(抜粋):
ナット部材の内周面に設けられるねじ溝とねじ軸の外周面に設けられるねじ溝との間に複数のボールが介装され、前記ナット部材とねじ軸との間でトルクを推力に変換させたり、推力をトルクに変換させたりする構成のボールねじ装置であって、前記ナット部材の円周所定位置に径方向に貫通形成される貫通孔内に対して、ナット部材の少なくとも1巻きのねじ溝の下流と上流とを連通連結して閉ループとするための循環こまが取り付けられており、この循環こまが、合成樹脂の射出成形品からなり、前記ナット部材の貫通孔内にスナップフィット状態で嵌入装着されるものであることを特徴とするボールねじ装置。
IPC (2件):
F16H 25/22 ,  F16H 25/24
FI (2件):
F16H 25/22 C ,  F16H 25/24 B
Fターム (5件):
3J062AB22 ,  3J062AC07 ,  3J062BA12 ,  3J062BA17 ,  3J062CD07
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る